トップリーグ全勝を続けるサントリー。強さの源泉は 運動量とコミュニケーション力。個人技が光る神戸は HB団の充実、ベテラン正面の存在も光る!SHOTAS-CHECK Vol71 | Rugby Japan 365

トップリーグ全勝を続けるサントリー。強さの源泉は 運動量とコミュニケーション力。個人技が光る神戸は HB団の充実、ベテラン正面の存在も光る!SHOTAS-CHECK Vol71

2017/10/03

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。この週末は山梨のサントリーvsNTTドコモを現地からJスポーツで解説させていただきました。サントリーは完成度が高いな、と改めて感じました。ドコモはここまで3連勝と好調でしたが、サントリーのアタックにディフェンスが全然ついていけなかった。


フェイズを重ねる中で数的優位を作るのではなく、1つ1つのフェイズの中でそれを作ろうとしているサントリー

サントリーのアタックで光るのは、ひとつひとつのフェーズにおける、15人の動いているエネルギー量の多さです。たとえば、左サイドのスクラムやラインアウトから右に展開して、ブレイクダウンができて、次のフェイズで右に(順目に)アタックする。

このときディフェンス側は、アタック側がどちらのサイド(オープン側とショート側)に何人並んでいるかに応じてディフェンダーの人数を配置します。ところがサントリーの場合、SHが順目側にパスを出す直前、あるいは同時、あるいは直後に、逆目側にいたはずの選手が順目側に移動する。

ディフェンス側の人数が足りなくなるんです。ディフェンス側からしたら「聞いてないよ~」という感じでしょうね。ラグビーでは、フェイズを重ねる中で数的優位性を作っていくのが一般的な考え方ですが、サントリーの場合は1回1回の攻撃フェイズの中でも数的優位性を作っていこうとするのです。

それは必ずしも事前に決められたムーブだけではありません。サントリーで目立つのは、パスした選手がアタックの人数から消えないこと。パスをした選手がすぐにサポートして次のランナーになるんです。ループプレーの形を、サインがなくても多くの選手が実行している。チームの中で自動化されているんですね。パスしたことでプレーが終わらないからランナーが減らない。ラグビーが美しくデザインされているな、と感じます。

 

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