トンガ戦レビュー・アイランダーへの苦手意識は払拭したジャパン。WTB陣 の決定力は世界でもトップレベル。課題は…。 | ラグビージャパン365

トンガ戦レビュー・アイランダーへの苦手意識は払拭したジャパン。WTB陣 の決定力は世界でもトップレベル。課題は…。

2019/08/06

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。
日本代表はフィジーに続いてトンガも破り、連勝しました。
僕はテレビ観戦でしたが、日本代表の強さもさることながら、花園ラグビー場の景色には感動しました。日本代表の赤白ジャージーがこれほどたくさんスタンドを埋めたのは初めて見た気がします。それも、7月に発表されたばかりの新しいデザインのレプリカジャージーが多かった。ファンのみなさんがひとつになってジャパンを応援してくれていることを強く感じました。

アイランダー諸国…強いだけの相手には負けないチームになったジャパン

そのジャパンは圧勝でした。スコアは41-7という大差でしたが、フィジー戦を見れば、トンガ相手ならこういう結果は予想できました。今の日本代表は、基本的な部分のレベルが上がっている。それは、見ている側にとってもやっている側にとってもです。

そういう意味では当たり前の結果だったといえるかもしれません。日本代表は、フィジー戦のような、特別にいいデキではなかったけれど、あらゆる局面でトンガを圧倒しました。後半、相手に体重155キロのプロップ(ベン・タメイフナ)が入ってもスクラムは崩れなかった。セットプレー、ブレイクダウン、ひとつひとつのプレーの精度、全体的なフィットネス、アジリティー……すべて日本が圧倒していた。トンガは、特にFWはひとりひとりのパワーはあるけれど、組織としては緩い。日本があの精度とあの速さでボールを動かせば、あのくらいの綻びが出るのは予想できました。

この結果は、ワールドカップに向けてどんな意味を持つでしょうか。ワールドカップ本番では、日本はロシア、アイルランド、サモア、スコットランドと対戦します。となると、トンガは「仮想サモア」ということになります。日本は以前は、個々がパワフルで奔放なアタックを仕掛けてくるアイランダー諸国を苦手としていましたが、今回の連勝を見る限り、もう苦手意識は払拭できたのかな、免疫はついたのかな、という印象を持ちました。アイランダー諸国は、力強いけれど勤勉さには欠ける。そういう相手、強いだけの相手には負けないチームになったということです。


では課題は。


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