ヤマハの快進撃を支える、強いスクラムという武器に導くストーリーの共有 勝利に必要なのは努力の量よりも費用対効果の高さ―SHOTASCHECK.VOL44 | ラグビージャパン365

ヤマハの快進撃を支える、強いスクラムという武器に導くストーリーの共有 勝利に必要なのは努力の量よりも費用対効果の高さ―SHOTASCHECK.VOL44

2016/09/20

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。シルバーウィークの週末は、土曜日が名古屋・瑞穂にトップリーグのヤマハ発動機vs神戸製鋼をJスポーツで解説するために日帰り。日曜日は、全国中学生ラグビー・太陽生命カップを視察するために水戸のケーズデンキスタジアムまで、やはり日帰りしました。水戸へは、神戸空港から茨城空港まで直行便があるので、気軽に出かけたのですが、茨城空港に着いてから、どうやってスタジアムへ行けば良いのか何も知らないことに初めて気づき、青くなりましたが……たまたま、同じ飛行機に乗っていた元サンウルブズチームドクターのTさんが僕が困っているところをみかねて「レンタカーだから乗っていこうよ」と助けてくださいました。

ホントに僕は、ラグビーファミリーの縁に助けられて毎日を過ごしているなあと改めて実感しました。Tさん、ありがとうございました。

第4節はヤマ場となる上位対決。ヤマハが東芝に完勝したその背景にあるもの

さて、トップリーグは第4節。序盤戦のヤマ場でしたね。僕が解説したトヨタvs神戸製鋼のほか、静岡・磐田ではヤマハ発動機vs東芝という全勝同士が、東京・秩父宮では過去6シーズンのトップリーグ王座を分けあっているパナソニックとサントリーが対決しました。この3試合はすべて、前節までの上位6チーム同士による直接対決です。今季はリーグ戦のみでリーグ優勝が決まるので、優勝争いにも決定的な影響を与えるかもしれない。リーグ戦はまだ序盤ながら、そんな意味でも注目の試合が重なりました。

その中でも、最も注目されたのは磐田のヤマハvs東芝でしょう。ヤマハはすでにパナソニックを破っていますから、東芝にも勝てば昨季の優勝・準優勝チームを連破したことになるわけです。僕は、瑞穂から戻ってからビデオで観戦したのですが……ヤマハの完勝でしたね。

スコアは40-6。トライ数は6‐0。反則数も5-11とヤマハが半分以下でした。トップリーグが発表しているデータでも、クリーンブレイク数で9-2、ポゼッションも66%、テリトリーでも74.2%の時間を相手陣で戦いました。印象でも、データでも、みごとなまでのヤマハの完勝でした。

ヤマハは、今節、東芝を相手にボーナスポイントを獲得し4連勝。このままシーズンを走り抜けるのか

ヤマハは、今節、東芝を相手にボーナスポイントを獲得し4連勝。このままシーズンを走り抜けるのか

ここまでの完勝だと、誰がみてもヤマハの素晴らしさは分かると思いますが、僕的な感想は「ヤマハには一切の無駄がないな」ということでした。もう一歩踏み込んで言うと

1.自分たちが勝てるポイントで勝負していた
2.自分たちが勝てるポイントをしっかり作っていたな

この2点にしっかり仕事をしているな、という印象を持ちました。

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