優勝目指しシーズンを通じて効率的に戦ったヤマハと、 世代交代を図り若手に「自走」させたパナ、それぞれのアプローチが交錯した80分。 MVPはSH田中選手&SO山沢選手! | ラグビージャパン365

優勝目指しシーズンを通じて効率的に戦ったヤマハと、 世代交代を図り若手に「自走」させたパナ、それぞれのアプローチが交錯した80分。 MVPはSH田中選手&SO山沢選手!

2017/01/23

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


20日は花園ラグビー場で日本選手権の準決勝2試合が行われました。僕は第1試合のヤマハ発動機vsパナソニックをJスポーツで解説させていただきましたが、2試合とも素晴らしい試合でした。

シーズンを通して高いレベルのパフォーマンスを続けたヤマハ。それは「ヤマハスタイル」を全てのチームにさらしてしまった。

試合開始のキックオフ直後、パナはSH田中(左)を先頭に、SO山沢(手前10番)、CTBバックマン(右)らが猛然とファンデンヒーファーにプレッシャーをかけた

試合開始のキックオフ直後、パナはSH田中(左)を先頭に、SO山沢(手前10番)、CTBバックマン(右)らが猛然とファンデンヒーファーにプレッシャーをかけた

世間的には、学生の最後のチャレンジと言うことで、帝京大とサントリーの試合について多くの解説がなされていますが、第1試合のヤマハvsパナソニックは、ある意味それ以上に注目の試合でした。

両チームはトップリーグの開幕戦で対戦して、そのときはヤマハが24−21で勝ちました。ヤマハはそこから、シーズンを通じて高いレベルのパフォーマンスを続けた。シーズンを通じて、90点から95点のパフォーマンスを続けたと思います。戦略性も、理にかなった戦い方をキッチリ遂行して、無駄がまったくなかった。それが清宮さんの言う「ヤマハスタイル」で、シーズンの開幕当初からベストの戦略戦術を遂行するベストパフォーマンスを続けてきた。

ダブルタックルにあうクリシュナン

ダブルタックルにあうクリシュナン

これは、今季のトップリーグのフォーマットを考えると、とても理にかなったプランニングだったと言えます。プレーオフがなく、総当たり戦15試合の勝ち点で優勝チームを決める、言い換えるとすべての試合が同じ価値を持つシステムでは、シーズンを通じた平均値が最終成績に直結するからです。

ただし、それによって、チームは最初から最後まで一貫した「ヤマハスタイル」を、すべてのチームにさらしてしまっていた。対戦チームから見れば、ヤマハの戦術に対する研究は十分に重ねることができた。


 

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