日本代表の勝因は「ワークの質」=強度×速度×精度×頻度の積。 サンウルブズのタフな実戦の蓄積が巨大な氷山のごとく選手を支えている | Rugby Japan 365

日本代表の勝因は「ワークの質」=強度×速度×精度×頻度の積。 サンウルブズのタフな実戦の蓄積が巨大な氷山のごとく選手を支えている

2018/06/12

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。
日本代表vイタリア、素晴らしい試合でしたね。
試合の中身に触れる前に、まず大分で初めて日本代表の試合が行われて、2万5000人以上のお客さんが入ったことに感動しました。

僕は日野レッドドルフィンズのサントリーへの出稽古に帯同していて、あとからテレビで見たのですが、まるで、サッカーの日本代表が埼玉スタジアムや日産スタジアムで試合をしているような風景。それが僕のふるさとである大分での出来事だったわけですから、本当に嬉しかった。友達からも「今ラグビー見に来てるんだけど、いる?」と何人かから連絡がありました。「ごめんね…」と謝るしかなかったけれど、たくさんの方がラグビーに関心を持ってくれたことを本当に嬉しく思います。

そして肝心の試合ですが、これもかなり良かったですね。僕は前回、サンウルブズがレッズを破って今季初勝利を挙げた試合の解説で「サンウルブズの成果が問われるのは日本代表の結果」と書かせてもらいましたが、このイタリア戦はまさに、サンウルブズで積み重ねてきた経験がしっかり表現されていた試合だったと思います。


これまで僕は、ジェイミー・ジャパンについては、エディー以前のジャパンに似たものを感じていました。それは、ちょっと乱暴な言い方になりますが、そのときにいい選手を集めて、一般的に効率的なラグビー戦術を授けて勝利を目指す、「選手の素材+戦術で勝つラグビー」ということです。その点、エディーは日本代表がどんな戦い方を目指すか、そのために選手にはどんな取り組みを求めるかという部分について、明確な方針を打ち出していたし、選手に対する要求も厳しかった。エディーに比べると、ジェイミーのジャパンは戦術、システムが前面に出ているような気がしていたのです。

ところが今回のイタリア戦は、戦術で勝ったという印象がありません。戦術ではなく、ワークで勝った。

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