30個の目と15個の脳みそを使った試合だった――ウルグアイ代表第2戦SHOTA'S CHECK | ラグビージャパン365

30個の目と15個の脳みそを使った試合だった――ウルグアイ代表第2戦SHOTA'S CHECK

2015/08/31

解説●後藤翔太


日本はウルグアイとの第2戦に40-0で勝ちました。今週は、先週とは一転して、解説しやすい試合でした。それは、40-0の快勝という結果だったからではありません。僕としては、試合のファーストプレーで、「いいな」と思ったんです。それは、僕流に言うと「30個の目と15個の脳みそを使った試合」だったということです。

全員が主体的に試合にコミットしている

堀江翔太の幅広いプレーはジャパンの大きな武器だ

堀江翔太の幅広いプレーはジャパンの大きな武器だ

先週の試合までは、意志決定を担っているように見える選手がほとんど見当たらなかった。感じたのは田中史朗と、藤田慶和、あと先週の解説では名前を挙げませんでしたが堀江翔太くらいでした。でも秩父宮での第2戦は、15人の選手がそれぞれの脳みそと2つの目をしっかり使っていた。全員あわせて、30の目から得た情報を、15の脳みそで処理して、全員が主体的に試合にコミットしているという印象を持ちました。試合の最初のプレーでそういう雰囲気を感じたので、あのくらいの内容になるのは予想できました。仮に結果がよくなかったとしても、ワールドカップに向けて良くなることが想像できるからOKというつもりでした。

的確な状況判断でピックアンドゴーで前進を見せた畠山

的確な状況判断でピックアンドゴーで前進を見せた畠山

具体的に言うと、たとえばコンタクトシチュエーションがあって、畠山健介がポイントにオーバーに入ったとき、ボールを超えたところで止まり、目の前に相手の選手がいないと、そこで後ろの足下にあるボールを拾ってピックゴーする。これは畠山がもともと得意なプレーなんですが、ここ何試合か、それがあまり出ていなかった。畠山だけでなく、他の選手も、ポイントにはオーバーに入るだけでなく、そこから自分でチャンスを窺おうとする姿勢が見えていました。

大野均さんも自分からすごく前に出ていましたね。選手がみな、自分からのアクションと、周りに反応するリアクションの両方が出来ていました。自分から動いている。やらされている感じはしませんでしたね。窮屈じゃない。

 

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