ブレイブルーパス、新キャプテンにリーチ・マイケル。バイスキャプテンは原田衛。スローガンは「Be The One」 | ラグビージャパン365

ブレイブルーパス、新キャプテンにリーチ・マイケル。バイスキャプテンは原田衛。スローガンは「Be The One」

2023/11/14

文●編集部


13日(月)、リーグワン・東芝ブレイブルーパス東京が定例会見を行い、トット・ブラッカダーHCを始め、日本代表選手として活躍したリーチ・マイケル、ワーナー・ディアンズ、ジョネ・ナイカブラの3選手も登場した。また、ブラッカダーHCからは今シーズンのキャプテンとバイスキャプテンが発表された。

トッド・ブラッカダーHC

トッド・ブラッカダーHC

トッド・ブラッカダーHC



昨シーズンが終わってから今日まで多くに課題に取り組んできました。トップになるために、自分が一番変わらなくてはいけないと考えてきました。チームにとっても最適な変化が必要だと思っています。


そういった行動の変化というものを体現できるようなリーダーとして、リーチ・マイケルをキャプテンとして選びました。彼はチームに対する愛をものすごく表現してくれますし、心の底からチームを愛しています。背中を見せて自ら模範となってくれます。最も大切なことは自らの行動でみんなを引っ張っていくことです。


原田衛がバイスキャプテンになります。彼は若いプレーヤーでありながら、ものすごくリーダーシップのポテンシャルをもっている選手です。彼もリーチと同様に背中でチームを引っ張っていけるというところです。

バイスキャプテンとなった原田衛

バイスキャプテンとなった原田衛





一番チームに変化をもたらすことができる2人、一番リーダーシップがある2人を選びました。

毎年リーグワンはレベルが上がってきていますし、我々も色々とリクルートを進めていますが、僕らにとってものすごくいいチャレンジだと思っています。

ここまでプレシーズンでやってきたことをシーズンに出すことに期待しますし、一番のフォーカスは開幕節のヤマハ戦だと思っています。そのヤマハ戦に照準を合わせてここまでハードワークしてきました。

今週末と来週末、プレシーズンマッチ残り2試合がものすごく重要になってくると思います。今週末のサントリー戦にある程度メンバーを固めたい。


ブレイブルーパスを束ねるリーチ

ブレイブルーパスを束ねるリーチ




「Be the One」というのを今年のチームスローガンとして掲げて取り組んでいきます。日本語に直すと、その一人、自分が誰かのインスピレーションを与える存在になろう。自分の才能を表現できる一人になろう。自分のスキルを発揮できる人になろう。ラグビーのどんな局面でも自分を出せる存在になろう。チーム内で自分の役割を遂行できる存在になろう。そういう意味を含んでいます。ワールドカップでも大事な局面でそういうことが選手一人に求められる場面を目にしたと思います。

「Be the One」というのを今年のチームスローガンとして掲げて取り組んでいきます。日本語に直すと、その一人、自分が誰かのインスピレーションを与える存在になろう。自分の才能を表現できる一人になろう。自分のスキルを発揮できる人になろう。ラグビーのどんな局面でも自分を出せる存在になろう。チーム内で自分の役割を遂行できる存在になろう。そういう意味を含んでいます。ワールドカップでも大事な局面でそういうことが選手一人に求められる場面を目にしたと思います。

3月に行われたリッチー・モウンガの入団会見

3月に行われたリッチー・モウンガの入団会見




今週末は試合に出ませんが、先週の土曜日からリッチー・モウンガとシャノン・フリゼルがチームに合流しています。今はチームのやり方などを理解してもらっていて、試合についてはクボタ戦を予定しています。これでチーム全員が揃ったことをすごく嬉しく思っています。長いプレシーズン、ここまでハードワークを続けてきて、やっと試合に向かう準備が出来たという感じです。


キャプテンを任命されたリーチ・マイケル。「昨シーズンの終わりくらいに、キャプテンやらないかといわれて、速攻断って(笑)。大丈夫です、っていった」という。それでも最終的にはキャプテンをやることを受け入れた。「チームにはリーダーもたくさんいるので、自分はシンプルにパフォーマンス中心で行きたいと思っています」と意気込みを語った。

これまで日本代表のキャプテンもつとめ、様々な経験を積んできたリーチにとって、今回のキャプテンはどうイメージしているのか「ちょうど10年前に初めてキャプテンをして、そのとき若くて何も知らなかったんですけど、それからブレイブルーパスは強くなったり、弱くなったりいろんな経験してきて、日本代表も経験して、ここまでまだまだ「勝ちたい」という思いが一番強くて、そのために責任感もかわってきて、当たり前のこともいろいろと変えていきたい」(リーチ)



今シーズン、ブレイブルーパスにはオールブラックスの二人が入団する。二人に対して期待していることを聞かれるとリーチは以下のように答えた。

「(期待していることは)ゲームコントロールですね。流れの使い方、モメンタムの使い方。フリゼルはボール持って前に出れるし、ボールタッチの回数をどんどん増やして、アタックでもディフェンスでも前に出てほしい。一緒にプレーできることを楽しみにしています。モウンガに対しては若い10番にいろいろと指導してほしい。」




ワーナー・ディアンズ

怪我により悔しいワールドカップイヤーとなったワーナー。

怪我により悔しいワールドカップイヤーとなったワーナー。



ワールドカップで日本がやりたいラグビーがなかなかできなくて、自分も怪我の影響もあったし、結果も出すことができなかったですが、それも経験してよかったと思っています。リーグワンにむけて自分ができていないところを見つけて、いいパフォーマンスが出せるように頑張ります。



ジョネ・ナイカブラ

日本代表で大きく成長したジョネ。リーグワンの舞台でどんなパフォーマンスを見せるか

日本代表で大きく成長したジョネ。リーグワンの舞台でどんなパフォーマンスを見せるか



ワールドカップはいい経験でした。結果は残念でしたけど、いろいろなこと学びました。ニュージーランドからやってくる2人の選手と一緒にプレーできることを楽しみにしています。良いシーズンにしたい。

左からジョネ・ナイカブラ、リーチ・マイケル、ワーナー・ディアンズ

左からジョネ・ナイカブラ、リーチ・マイケル、ワーナー・ディアンズ



昨シーズンはトップ4入りを逃したブレイブルーパス。今シーズンはプレーオフ進出、そして、2009-10シーズンから遠ざかっているリーグワン優勝を目指す。


記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ