リーグワン参戦へ―新たなパートナーとの協業進む ~シャイニングアークス浦安とマヌカハニーのPBeesの例~ | ラグビージャパン365

リーグワン参戦へ―新たなパートナーとの協業進む ~シャイニングアークス浦安とマヌカハニーのPBeesの例~

2021/12/12

文●大友信彦


11月29日、リーグワンのシャイニングアークス東京ベイ浦安のオフィシャルサイトに「サポーターズ倶楽部パートナーであるPBees様よりシャイニングアークス東京ベイ浦安のチームロゴをあしらったラベルのはちみつ「テーブルハニー(マヌカハニー100+)」が12月1日より発売開始されることとなりました」というお知らせが載った。

(この記事はプロモーションを含みます)

マヌカハニーとは、ニュージーランド(NZ)に特産の樹木であるマヌカの花から採れるはちみつのことで、高い抗菌・殺菌力、免疫機能強化、アンチエイジングなどさまざまな効果があることで知られる。近年は感染症予防意識の高まりもあり、人気が高まっているが……しかし、ラグビーチームとはちみつブランドのタイアップとは、ちょっと珍しい気がする。

「NZでは、はちみつはとてもベーシックな食材です。毎朝のトーストにのせて食べるのは普通です」

そう話すのはシャイニングアークスのロブ・ペニー監督だ。NZ南島のクライストチャーチ出身で、FW第3列で活躍した後コーチに転じ、カンタベリーのHCとしてNPCに3度優勝、欧州に渡りマンスター(アイルランド)のHCを務め、2014年に来日。シャイニングアークスのHCとして、2016年度と2018年度にはチーム最高のトップリーグ5位へとアークスを上昇させた名将は、今季3シーズンぶりにアークスに戻ってきた。

「私の妻はマヌカハニーがとても好きで、いつも紅茶にレモン果汁とマヌカハニー、すり下ろしたジンジャー(生姜)を入れて飲んでいる。甘いものがほしくなるときは誰にでもあるけれど、アスリートは糖分はあまりとりたくない。はちみつは低カロリーだし、アスリートにオススメできるね」

ロブさんはかなりマヌカハニーに詳しいようだ。想定した以上に答えが続く。それだけNZではマヌカハニーが生活に根付いているということなのだろう。

「マヌカハニーにもいろいろなタイプがあって、クリーム状のものからサラサラで透明度の高いものまであって、いろいろな食べ方、使い方がある。実は塗り薬としても使えるんだよ。殺菌作用があるから、NZではラグビー選手も生傷の化膿止めに使ったりしている。NZではほとんどの家庭で常備しているね」

「マヌカハニーは法的に決められた成分、産地、成分、ハチの種類、管理状態を満たしていないと名前を使っちゃ行けない。そのくらいNZでは大切にされているんです」

こんな縁がつながったのも、リーグワン効果だろう。2022年から始まるリーグワンは、各チームに事業化と地域密着など社会的存在になることを求めている。各チームはそれを受け、自治体や企業、各種団体などと積極的に各種の連携、協定を結んでいる。

この例でいえば、PBeesは「サポーターズ倶楽部パートナー」として、シャイニングアークスのサポーターズ倶楽部会員向けにオリジナル商品を提供。シャイニングアークスのサポーターズ倶楽部会員は、シャイニングアークスのオリジナルラベル入りマヌカハニーを優待割引価格で購入でき、あわせて選手のサイン入りグッズなどが当たるキャンペーンも実施されたのだが、それだけではない。ロブさんも指摘した健康食効果の恩恵を受けているのは、シャイニングアークスの選手たち自身でもあるのだ。PBeesから提供されたマヌカハニーはクラブハウスに用意され、プレシーズン合宿の宿舎にも用意され、すでに選手の健康管理に貢献している。

マヌカハニーは殺菌・抗菌効果が高く、免疫力を高める効果があるから、激しい運動で体力を消耗し、素早く回復しなければならないアスリートには頼もしい味方になる。メディカルサプリメント的な機能を持ちながらリラックスを促す甘さもあるだけに、選手たちにも好評だという。今までは交わらなかったチームと企業のコラボレーションだ。

「素晴らしい関係だと思うね」とロブさんは言った。
「日本の企業にポジティブな価値を提供し、メッセージを発信し、コミュニティーに貢献できることは、私たちシャイニングアークス自体の価値も高まるということ。そういう発信力が高まっていることも、日本のラグビー人気が高まってきているからだよね」

新たにチームをサポートする仲間に加わった企業はPBeesだけではない。シャイニングアークスのHPには、有料会員限定のVIP優待サービスを提供するパートナー企業の名前やサービスが並んでいる。

サポーターズ倶楽部優待割引サービス(公式HPへ遷移します)
https://www.shiningarcs.com/vip_members

こういうのを見ると、日本のラグビーにも海外のようなスタンダードが根付いてきたなと感じる。英国やフランス、ニュージーランドやオーストラリアなどラグビー先進国のスタジアムへ行くと、本当にたくさんのロゴが溢れている。ナショナルチームはともかく、国内リーグを戦うチームのジャージーはロゴで埋め尽くされていると表現したくなるほどだ。ビッグスポンサーばかりではなく、ホームエリアのローカル企業も多い。そういうところに、チームと地域の結びつきを感じる。

ロブさんはニュージーランドとアイルランドという、南半球と北半球のラグビー文化を経験して2014年に来日。シャイニングアークスのHCに着任した。それから7年が過ぎた。

「日本は大好きだよ。ユニークな文化を持っているし、人々は素晴らしい。これは本当に変わっていないし、これからも変わらずにあってほしい。でもラグビーは大きく進化しているね。特に今シーズンは大きく変化しようとしている。その中でもシャイニングアークスは大きく変わろうとしている。

NTTという会社自体がラグビーの位置づけを大きく変えようとしているからね。これはすごくポジティブな変化だと思う。会社のサポートが手厚い中で、すごくプロフェッショナルなチーム運営ができている。シニアアドバイザーの黒木サンとゼネラルマネージャーの内山サンには本当に感謝している。あとはフィールドのパフォーマンスで恩返しをしないとね」

いよいよリーグワンが始まる。16チームで構成されていたトップリーグから、24チームを3つのディビジョンに分ける形に拡大再編。最上位のディビジョン1には12チームが参加する。ディビジョン1は2組(カンファレンス)に分かれ、現在発表されているフォーマットでは、同組はホスト&ビジターの2回戦、別組とはホストorビジターの1回戦総当たりでリーグ戦を行い、全体の上位4位までがプレーオフを行うシステムだ。ロブさん、リーグワンはどんなリーグになるでしょう?

「大きな変化としてあげられるのはまず、コンペティションのレベルが上がること、間違いなく今まで以上にタフになる。これまで日本でコーチングをしてきて分かることは、この何年か、すべてのチームが向上していることです。これから始まるリーグワンはもっともっと拮抗した試合が増えて、エキサイティングな展開になるでしょう。今年はその最初のシーズン、シャイニングアークスもしっかりと爪跡を残したいと思っています」


このような新たな取り組み、ポジティブな変化を起こしているのはシャイニングアークスだけではない。24チームすべてが活動の幅を広げ、チームに関わる人や企業を増やし、自分たちのチームと相手の価値を高め、ラグビーの価値を高めようとしている。

2022年1月に始まるリーグワン。開幕を自分ごととして心待ちにしている人は、企業チームの集まりだったトップリーグよりも、ずっとずっと多いはずだ。



プレゼントのお知らせ!

RUGBYJAPAN365読者3名様に、PBees様よりご提供頂いたシャイニングアークスオリジナルデザインのマヌカハニーをプレゼントいたします。ご希望の方は、2021年12月31日までに、以下の応募フォームよりご応募ください。


マヌカハニー・プレゼント応募フォームはこちら

大友信彦
(おおとものぶひこ)

1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

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