「明治を選んで良かった」1点及ばず、大学選手権準優勝・明治大LO古川満キャプテン | Rugby Japan 365

「明治を選んで良かった」1点及ばず、大学選手権準優勝・明治大LO古川満キャプテン

2018/01/07

文●編集部


20−21。19シーズンぶりに大学選手権ファイナルに進出した明治大は帝京大の9連覇を阻止することはできなかった。LO古川満主将は試合後、あふれる涙と時折見せる笑顔で最後までチームのメンバーをまとめあげた。

セットプレーとディフェンスとブレイクダウン、この3つにフォーカスをしてゲームに臨んだのですが、セットプレーのところでミスがあったり、ブレイクダウンは良かった部分もありましたがペナルティーを取られてしまったところもありました。

自分たちが決めたことを80分間できなかったことが、今日の敗因だと思います。届かなかった1点を後輩たちに託して、必ず勝てるように、僕らまだ卒業しないので、部に残って後輩たちに出来ることがあれば、しっかりと残せるものがあれば残して、いい文化を続けていきたい。

後半、2人目のサポートが少し甘くなった。ただ、積極的にいくことが勝利の近道だと思っていた。

バックスタンドに深く礼をする明大の古川主将

バックスタンドに深く礼をする明大の古川主将

(一番足りなかったことは?)

気持ちも良かったですし、そういうところでは全く引けを取らなかったと思います。ゲームのポイントとなる場面でのミスが中々流れに乗れなかった原因かなと思います。


(ハーフタイムでの指示)

後半の入りは帝京大学さんはどのチームに対しても狙ってくるところなので、リードはしているけど「0−0」という思いで、固く、メイジのラグビーをしていこうという話をしました。


(後半ペナルティーが多くなった)

自分たちの2人目のサポートが少し甘くなってしまいました。あと一つはボールキャリーが倒れた後、ワンアクションで自分たちの方にボールをコントロールしなければいけないのですが、そういうところが帝京大学さんの2人目のファイトによって、中々できずに絡まれてしまった。そこはプレーの質が落ちたのかなと思います。

(接戦をどうやって勝ちきろうとしたか)

後半、帝京大学さんに流れがいった時に、今までのメイジでだったら、FWは3人で固まって消極的ではないですけど、ボールを活かそうというプレーを選択していたと思います。僕の方からは、少しでもBKがゲインをきったら、1つのゲインに対して、ゲインラインバトルをどんどん積極的に行くことが勝利の近道だと思っていましたし、そこがやらずに負けるよりは、ミスで終わったとしても、チャレンジすることが大切かなと思い、そこはフォワード8人全員に伝え、仕掛けていくよう徹底しました。


(リードが縮まった時)
選手の中にはヤバイという顔をしたメンバーもいましたので、そこは氣にすることないと声をかけました。自分たちのラグビーを強気でやっていこうと話をしました。


(勝ち切り方について)
後半、ショットを狙った部分については、対抗戦でスコアを狙ってスクラムを組んで取れなかったという反省があるので、敵陣でペナルティーをとったらどんな形でもスコアして帰ろうと話をしていました。13点差ということはあまり考えず、スコアしてもう一度キックオフからマイボールでという思いでした。

後半残り数分、互いにこだわってきたスクラム

後半残り数分、互いにこだわってきたスクラム

(Bチームに仮想帝京大学として練習をしていましたが想定外の部分はあったか?)


特になかったです。FW一人ひとりの強さはありましたけど、想定内でした。タックルについてもダブルタックルに入れるシチュエーションが多くありましたのでそこに対してはウチのジュニアチームも強いので、いい準備ができたと思います。


(後半試合終了直前、帝京・堀越キャプテンがスクラムを選択した場面)

すごく楽しいなと感じました。こういう舞台で最後自分たちが春からこだわってきたスクラムを堀越もやってきて、意地と意地のぶつかり合いなので負けられないですし。8人でこのスクラムで力を出し切ろうとして、楽しかったですね。

帝京大学さんはスクラムペナルティーを狙っていたとおもうんですけど、そこは僕らも負けずにしっかりと我慢してBKがボールをしっかりと持ってきてくれたことは嬉しかったですし、後輩たちに対しても何か残せたのかなと思います。


ノーサイドのホイッスルが吹かれた直後、メンバーをもう一度鼓舞する古川

ノーサイドのホイッスルが吹かれた直後、メンバーをもう一度鼓舞する古川

(1点差、ゴールキック1本でも入っていればとなりますが、キャプテンからはどんな声をかけてあげたか?)

SO堀米も試合終わった後、俺が一本でも多く決めていればと言っていましたが、キッカーは勇気がある人しかできないことなので、それに対して自分は何も言うことはないですし、キック以外のところで堀米はタックルでも体張ってやってくれたので。


(19年ぶりの決勝進出で多くのメイジファンが声援を送っていました)

19年と言われても、僕が生まれた頃の話なので、全然実感はないですけど。試合が始まってから終わるまで、すごく温かい声援に後押しされました。今までだと、明治が悪いプレーしても、ヤジが飛んできたりしましたが、今日は外から「ドンマイ」という声が送られ、プレーをしている僕らも「楽しい」と思いましたし、明治を選んで、素晴らしいOB/OGの皆さんが応援してくれる文化がある大学を選んで、本当に良かったなと実感しました。


記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ