「個々をレベルアップすること。そしてこの大会での経験・体感したことを忘れずに練習し続けること」齊藤聖奈キャプテンが話したサクラフィフティーンの現在地 | Rugby Japan 365

「個々をレベルアップすること。そしてこの大会での経験・体感したことを忘れずに練習し続けること」齊藤聖奈キャプテンが話したサクラフィフティーンの現在地

2017/08/30

文●編集部


ワールドカップを1勝で終えたサクラフィフティーン。チームを牽引した齊藤聖奈キャプテンが、大会を通じてチームとして成長したこと、さらに2021年に向けてサクラフィフティーンの現状について話した。

フィジカルの部分、一人一人のフィジカルが相手に勝ることが出来てなかった。80分間戦い続けることの難しさを選手全員が痛感した。

最終戦(香港代表戦)の後半は次のワールドカップに繋がる試合内容だったと思います。

ベスト8を達成することは出来なかったですけど、自分たちはそれをしっかりと狙ってきたチームなのでその思いは揺るがず最後まで戦うことができました。

一番の課題はブレイクダウンでのボールキャリーの部分で、自分たちが得たものはスクラムとクイックアタックは世界に通用した。ディフェンスでは、ロータックル。外国人選手は嫌がっていましたし、自信につながりましたが、フィジカルの部分、一人一人のフィジカルが相手に勝ることが出来てなかった。そのフィジカルで80分間戦い続けることの難しさを選手全員が痛感しました。

 

このチームは若いチームなので、今大会の経験をしっかり活かして、次のワールドカップではベスト8に入れるようなチームにしていきたい。

自分たちはクロスゲームになった時、どれだけ自分たちのチャンスをものにすることができるか、勝負どころで、勝ちきれるかという部分がポイントだった。それについてはクロスゲームをあまり経験したことないチームだったので、経験値のなさがなかった。

第1戦については、初めてのワールドカップということもあって、チーム全体に緊張感が走っていました。フランス戦ではもちろん勝ちにいっていました。映像では見ていましたが、実際に対戦すると違っていました。シックスネーションズの映像を見て分析していました。キックはこうだと自分たちで決めてしまって、その分析に頼ってプレーしてしまった。ワールドカップでは何が起こるかわからないですし、状況判断が大切だと感じました。

 

チームとしては、5試合重ねたことで経験値もあがってきて、場慣れしたという部分もあったと思います。フィジカルもだいぶ慣れたんですけど、慣れた頃にはもうベスト8入りには届かなかったのが現実。

まずは個々のレベルアップ。フィジカル、キック、1on1のタックル、まずは個々を見つめ直して作り直すこと。この大会で得た経験、体感したことを忘れずに練習を続けることがマストだと思います。

ワールドカップ前の1年でも、15人制の試合数は片手程度でした。ヘッドコーチとも話をしましたがそれが今女子15人制ラグビーの現状。そこを変えていかなければならない。三地域もありますけど、試合数も2試合と少ないですし。15人制の環境をしっかりと変えていきたい。

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