ラグビー日本代表・PNCメンバー発表―リーチ マイケルキャプテン「やってきたことを力に変える」 | ラグビージャパン365

ラグビー日本代表・PNCメンバー発表―リーチ マイケルキャプテン「やってきたことを力に変える」

2019/07/18

文●斉藤健仁


17日、ラグビー日本代表は26日から始まる「ワールドラグビー・パシフィック・ネーションズカップ」のスコッド31名を発表した。宮崎合宿を終え、キャプテンを務めるリーチ マイケルがジャパンの現在地について取材に応じた。

ワールドカップでしんどい時、この合宿を思い出せば、力になる

――宮崎合宿を振り返ると


いい土台が作れた感じがします。第1、第2クールで、かなりフィジカル面でも向上できました。走る量も上がってきて、疲れてきたときに集中できる。すごく上がってきています。


――個人的にはケガもありました


大変だった。まったく(プレーが)できない状態からできるようになっていい合宿だった。もう問題なくできます。あとはコンタクトが課題です。来週は少しずつフルコンタクト練習をして身体を慣らせていきます。

――合宿、最後の円陣で何を言ったんですか?


やってきたことを力に変える。信じる。それがメインです。ワールドカップ(の試合)に立って、しんどいと思ったとき、この合宿思い出せば、力になると思います。


――きつい練習やってきました


相当、ハードでした。第1クールは毎日夜の練習があった。第2クールは2日間に1回夜の練習も入って、第3クールはもっとグラウンド(練習をしました)。1セッションで、ゲームスピードよりはやく、1試合分、40分やったりしました。

フィジーに対しては「あえてボールを渡す」。日本の成長が見れる試合に――

――フィジー代表の印象は? マオリABs戦見た?


かなり強い。今まで見た中で一番強い。(欧州で日本代表が対戦したときより)強い。フィットネスも上がってきて、縦に切るスピード(もある)。日本代表の中でフィジーは一番、苦手な相手。意味のある試合になると思います。(合宿を経て)ジャパンがどれだけ成長できたか。4年間、やってきたことを出す。今のゲームプランはカオスの状態を作る。相手にボールを蹴ったり(する)。今までフィジーと対戦すると絶対に簡単にボール渡さなかった。今回、あえてボール渡す。日本の成長を見る試合になる。

――俳句をやった?


まだ、これから。勉強中。俳句に関係ないけど、このチームを強くするために、チーム内のリーダーシップグループもっと成長しないといけない。その仕事、今やっています。次のクールから、新しいアイデアとか取り組んでいます。

もっとチーム強くするために、技術、走る力、スキルも相手と同じくらい。フィットネステストは相手より上じゃないか。グラウンド外で上回らないといけない。それがリーダーシップ、チーム力を上げるために、リーダーが引っ張らないといけない。ラグビーだけではなくラグビー以外のところ強くしないといけない。


――釜石という場所について


日曜日、スタッフと選手が集まったときにキーポイントになる。試合の一つの意味、マインドセット作っていく。釜石はシーウェイブスのホームで、伝統あるところ。2011年の震災の場所のひとつ。あとは新しくラグビースタジアムができて、初めて日本代表戦があります。そこで日本代表が(試合を)することが大事。いままで釜石(での試合は)はないから。

――PNCの最初の試合は苦しむが


なんでかわからないが、事前に知っていればいい情報です(笑)。チームの成長にもつながる。「最初の試合が良くない、イコール、準備が足りない。」今、準備をすごく大事にしているので、準備が足りていればああいう試合にならない。完璧な試合にならないと予想している。最初からわかっていれば、その中で、勢いだったり、チームマネジメントするかが大事。

フィジー戦のポイントは「ゲームマネジメント」

――田村、山中。同じ歳の選手が引っ張っています


すごい。(田村)優、特にこの4年間の中でリーダーシップが成長できています。もともとあるが、さらに、チーム引っ張っていっています。ものすごく感じています。最初、リーダーグループから外してくれ外してくれ(と言っていた)。だけど彼は本当に必要な存在です。(成長感じる?)本当にそう感じるし、僕の下のリーダーたちもものすごく成長しています。本当に頼りにしているリーダーたちです。(感慨深い?)そう感じます。

――フィジー戦のポイント


一番成長しないといけないのは、ゲームマネジメント。僕と優と。ゲームコントローラー(の)。一番、そこを磨かないといけない。走る力、技術、戦術も問題ない。その中で、どう使うか、自分たちの課題。一番キーとなるのはディフェンスと切り替えのところ。キーポイントになる。(意識している?)はい。稲垣、(中村)亮土からそういう話しがあって、切り替えはどの国よりフィジーは上手い。



だいぶできているが、さらに来週あったらやっていきたい。(夜のグローカルミーティングでそういう話があった?)はい。頼もしいですね。リーダーがたくさんいるので。スタッフとリーダーがいいコミュニケーションと、いい仕事の関係を持っています。(スタッフとリーダーが)関係を築いていないとダメ。常にコミュニケーション取りながらやっている実感があります。

斉藤健仁
スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当するなどトップリーグ、日本代表を中心に取材。

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