ラグビー日本代表は5日から大分県・別府で合宿を開始。2019年を知る、リーチ マイケル(東京ブレイブルーパス)と姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)が初日の練習を終え、取材に応じた。リーチは夏ツアーでもフランス戦に出場し、存在感を見せた。ノンキャップで同じポジションの下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)について「すごく良い選手。練習をやっても勉強熱心なので、スキル、経験を教えてあげたい。」と話した。
姫野は怪我により夏ツアーは欠場。「(コンディションは)80~90%くらい。初めてハムストリングスというナイーブな場所を怪我したので、ちょっとやりたいことを我慢している」と話していたが、試合には飢えているといい「(10月の)3試合全部出たい」と意欲は充実のようだ。
「勝って自信つけることも大事だけど、高いレベルのチームとやると得るものが大きい。ワールドカップの準備としていい」リーチ マイケル
――合宿、初日終えて
ちょっときつかったですが、どんどん上げていくと思います。オフシーズン、かなり走り込んできたので、その成果を見せられるようにやりたい。久々にラグビーをやって楽しかったけどしんどかったです。
――課題は
多くの選手がまだ復帰できなくて、新しいリーダーを育てることと、代表のスタンダードを引き上げることが課題です。
――W杯まであと1年
あと1年は本当に過ぎるのが早い。このシリーズが終わったら、リーグワン、リーグワンが終わったらW杯まで1つ1つの試合、練習、課題をクリアしていくことが大事。(個人的には)プレーの中の回数をどれだけ増やせるか。タックル、ボールタッチ、ラインアウトのジャンプなどで試合に絡む回数を増やしたい

先週、別府に来たときに、北九州で股関節の検査にいったら問題なかった。スコアを測ったら倍以上だった。完璧に治った。その影響で自信を持ってプレーできた。腸腰筋が変わっていなかったので、そこをレベルアップしたい。あとどれだけランニングできるか。ブロンコテストもクリアできたので、あとはグラウンドでどれだけできるかが大事です。
――新しく代表入りした下川について
もちろんポジション争いもあります。リーグワンでも対戦したFL下川が入ってきたがすごく良い選手。練習をやっても勉強熱心なので、スキル、経験を教えてあげたい。
――オフは?
フィジーは最高でした。ホテルステイして、前回みなさん(メディア)が行った家(母方の実家)に行った。かなりパワーもらった。地域の子どもたちと触れあって、引退したら何かできたらいいなと思います。