男子セブンズ代表候補・セル ジョセ「チームと同じ目標に向けて全力出す」 | ラグビージャパン365

男子セブンズ代表候補・セル ジョセ「チームと同じ目標に向けて全力出す」

2020/11/11

文●編集部


11月9日(月)~11月13日(金)まで東京・府中市で来年の東京五輪に向けて男子セブンズ日本代表候補選手が合宿している。11日(水)、参加選手の中から、セル ジョセ選手(日本ラグビー協会/近鉄ライナーズ)がオンライン会見に応じた。

フィジー、ニュージーランド、そして北海道。セブンズ日本代表合宿への参加が成長への思いが変わった

――今のコンディションは?


一歩ずつ一歩ずつベストコンディションに戻そうと取り組んでいますが、感覚としては、もう少しやることあるかなと思います。7人制をやれること自体光栄で、15人制もそうですし、目の前に新しいチャレンジがある。コンディションをよりよい状況に戻すことに取り組んでいます。


――フィジーのスバ生まれ。元々はサッカーをしていて、どうしてラグビーに転向したのか。それからニュージーランドを経て、日本の北海道バーバリアンズに来たの?


自分がスバにいたときに、インド系の高校にはラグビーチームがなくてサッカーを始めた。17歳になってプロビンスのチームで、U19チームと一緒にラグビーを初めてやりました。その後、ニュージーランドのロトルアボーイズに奨学金をもらって行ったのですが、親が当時、オークランドに住んでいたので、距離があったで、親元の方がいいということで、オークランドのデラセラカレッジに転向しました。そこで本格的にラグビーを始めました。


1年生はセカンドチーム、2年生はファーストチームに入っていました、当時は、同時にサッカーも続けていました。大学を卒業後、ITMや地元のクラブで2年ほどやった後、フィジーに戻って、フィジーのプロビンスレベルのラグビーをやっていて、その間に、北海道バーバリアンズでゲストプレイヤーとして呼ばれて1週間、北海道でプレーして、一度、ニュージーランドに戻ったが、北海道バーバリアンズと日本代表に興味はないかと声をかけてもらいました。

――北海道バーバリアンズから近鉄ライナーズに移籍した経緯は?


自分は冬が大好きなので北海道が懐かしい気持ちです。近鉄に移籍してからの気持ちですが、本当に環境が違うなと思いました。もっとプロフェッショナルな環境に移ったなという気持ちがすごくあります。クラブレベルからプロのレベルに、ラグビーの内容も変わり、近鉄はハイスタンダードだと思います。もっと大阪を知りたいし、知る必要があると思いますが、引っ越しをして大阪を楽しんでいます。

プレイヤーとして近鉄に移ったことで、セブンズも含めて成長できる、学ぶことが多いと思います。セブンズでも学んできたので、それも生かしながら さらに近鉄で経験を積んで、規律を学んで選手として向上したい。選手として次のレベルに行くためにもっともっと向上が必要だと思います。

――WS(ワールドシリーズ)がなかなか開催されないことに関しての感想は?


WSは、自分は去年の終わりにデビューしたが、その後、コロナが起きてしまったので、去年はほとんど出られなかった。大事に思っていたのが、行われていないのは残念ですが、コロナなので仕方ないので、この間、自分の向上に取り組みたいと思っています。

他の選手も、(WSを)長い間やっている選手も、そうでもない選手も、ともかくトレーニングをしているわけですが、やっぱり目指すところがあってトレーニングするのでは違いますし、みんな試合がしたいと思っていると思います。

――夏まで5年間ほど北海道バーバリアンズにいました。得られたことは?


北海道でプレーしていたのは5年ですが、機会をくれたクラブに非常に感謝をしていました。7人制日本代表というチャンスの扉を開けてくれたことにも感謝しています。ラグビーのレベルに関しては、フィジー、ニュージーランドを経て来ていたので、ラグビーのレベルはイージーだった。

今までいた環境と違ったので、1年目はモチベーションが落ちた。規律が欠けたところがあった。ただ、その後、7人制代表スコッドのトレーニングに呼ばれて、いろんなことが自分の中で変わりました。(7人制の日本代表スコッド)合宿に呼ばれて、規律に対する意識、選手として成長しようする意識がまったく変わって、オン、オフで規律を持つことを学ぶことができた。ここに自分がいるのは7人制もそうですし、北海道のおかげであることは間違いない。

――今年の3月に日本国籍を取得しました。


日本国籍を取得したときは最高の気持ちでした。オリンピックに自分が出るためには必ず必要だったので、最高の気分でした。取得したことで、選手としても変わりましたし、一番はオリンピックの道が開けたことですが、取る前はナーバスな気持ちが大きかった。

いろいろ周りから上手くいくとか、難しいとか聞かされてナーバスだったし、面談はすごく緊張しましたが、面談が終わったらいけるという実感がありました。日本国籍取得して安心しましたし、なんとなく抱えたストレスがなくってハッピーでした。自分自身、過去に日本国籍を取得するとは考えていなかったが、(取得できて)本当に良かったと思います。

――本日、11月29日、お客さんの前でセレクションマッチがあると発表されました。


とても楽しみで、エキサイティングです。久しぶりにフィールドに戻って、試合ができるということで、最後に試合をして何ヶ月経ってしまったのか。すべてが止まっている中で、この決定があり、この月末を選手みんな楽しみにしています。長いトレーニングシーズンだったので、久しぶりに本当のラグビーができる。

それから、この試合はオリンピックにむけたセレクションの一環だと思っていますので、みんなが自分たちにフォーカスして、全力を尽くすと思います。自分自身としては、みんなそうだが、この試合の前にケガなどをしてしまったらもとこもなくなるので、今やるべきことに集中し続けていたい。

まず来てくれた人をがっかりさせたくないプレーをしたいし、またセブンズは楽しいスポーツで、 見ていて楽しいので、楽しんでもらいたい。2019年(ラグビーワールドカップで)、日本のみなさんが、ラグビーを見ることを好きになったと思うので、今度はセブンズの方で(楽しんでほしい)。セブンズは個々の選手がいろんな特徴を持っているので、見て楽しんでほしいなと思います。

――オリンピックという大会はセルさんにとってどんな大会ですか、どんなプレーをして日本の勝利に貢献したいですか?


オリンピックに対して感じていることは、準備は何も変わらないという気持ちで取り組んでいます。自分とチームが同じゴールで全力を出すことが、オリンピックに向けてやりたいことです。世界一のアスリートが集まることは明らかなので、その中で、全力で出し切ることがしたい。もう一つは日本が金メダルを取ることに貢献したい。みんなが一生懸命努力をして、トレーニングにフォーカスすることができれば不可能なことはないと思っています。

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