ファイナルは桐蔭学園と東福岡!4連覇を成し遂げるか、阻止するか | ラグビージャパン365

ファイナルは桐蔭学園と東福岡!4連覇を成し遂げるか、阻止するか

2021/03/29

文●編集部


3月29日、埼玉県・熊谷ラグビー場Aグラウンドでは、第22回全国高校選抜ラグビー大会準決勝2試合が行われた。ベスト4に進出したのは、東海大大阪仰星、東福岡、桐蔭学園、大阪桐蔭の4校。前日の準々決勝からインターバルがない中行われた試合であるにも関わらず、2試合とも激しい戦いで勝利に対するプライドが感じられる素晴らしい試合となった。

第1試合 東海大大阪仰星 17‐46 東福岡

花園大会でロスタイム18分を戦いあった両チームの対戦。「今去年のことは意識しすぎずに、ヒガシとギョウセイのクラブの関係性はあるが、本人たちの関係先はまだまだこれから作っていくものなので。」(湯浅大智監督・東海大大阪仰星)。

仰星・FB穴澤の先制トライ

仰星・FB穴澤の先制トライ

仰星が9分、FB穴澤開のトライで先制。先制を許した東福岡はFWがしっかりと近場のフィジカル戦でもゲインを切り、12分、PR島本京がトライを決め5-7とすると、フォワード戦での優位を生かして空いたスペースにBK陣がボールを運びゲイン。

前半終了間際にWTB御池のトライで仰星が逆転して前半を終えた。

前半終了間際にWTB御池のトライで仰星が逆転して前半を終えた。

17分、FB石原幹士が逆転のトライ12-7。仰星は23分、WTB御池蓮二のトライで再び逆転し14-12とリードして前半を終えた。

東福岡がWTB遠藤がアウトサイドを抜き去り一気にインゴールへ

東福岡がWTB遠藤がアウトサイドを抜き去り一気にインゴールへ

大事な後半の入り。いきなり東福岡が見せた。キックオフボールをすぐにキックせず、FWで2フェイズ。確実にゲインすると3フェイズ目。WTB遠藤亮真がハーフウェイ付近から相手のタックルをハンドオフして抜き去ると加速し一気にトライ。17-14とし東福岡が再び逆転し流れを大きく引き寄せた。この流れにそって9分には、SO楢本幹志朗がトライを決め22-14とリードを広げた。

後半、大切な時間帯でトライを決めた東福岡へ流れが変わった

後半、大切な時間帯でトライを決めた東福岡へ流れが変わった

 

仰星は11分、ゴール前ポスト正面でPKを獲得し、ショットを選択。これをCTB野中健吾が決めて17-22と1トライ差にする。

トライをあげるCTB平

トライをあげるCTB平

直後のキックオフ、激しく前に出るディフェンスで東福岡がプレッシャーをかけると、仰星はボールを後ろへ下げざるを得ず、FB穴澤に対してFL茨木颯がキックチャージ。こぼれたボールをFL大西一平がグラウディングしトライ。29-17とリードを広げまた、一気に流れを掴むとそこから連続3トライを決め46-17として勝利。2016年大会、箸本龍雅(明治・サントリー)擁した世代から4年ぶりの決勝進出を果たした。

東福岡は4年ぶりの決勝進出となった。

東福岡は4年ぶりの決勝進出となった。

 

試合終了後、3井表彰を受ける東海大大阪仰星・薄田キャプテン

試合終了後、3井表彰を受ける東海大大阪仰星・薄田キャプテン

 

第2試合 桐蔭学園 17-12 大阪桐蔭

FW同士の激突は見応えがあった

FW同士の激突は見応えがあった

優勝すれば史上初の4連覇となる桐蔭学園と花園大会は出場できなかったが準々決勝で近畿大会優勝の常翔学園に勝利した大阪桐蔭の一戦は最後まで一進一退の好ゲームとなった。

桐蔭学園がSH小山田のトライで先制

桐蔭学園がSH小山田のトライで先制

桐蔭学園が前半6分、センタースクラムからFWが縦に前進し崩すと左サイドへ展開。CTB今野椋平がゲインし、FB矢崎由高へオフロードパス。さらに矢崎からSH小山田裕悟へとつながり先制のトライ。

20分には今野のPGを追加して10-0として迎えた27分、大阪桐蔭は敵陣ゴール前のスクラムから、WTB田積智陽がトライ。コンバージョンは決まらず10-5と桐蔭学園がリードして前半を終えた。

後半11分、相手のタックルを外してトライをあげる大阪桐蔭SO長田

後半11分、相手のタックルを外してトライをあげる大阪桐蔭SO長田

後半11分、大阪桐蔭は敵陣22m手前付近でフェイズを重ねる。パスが乱れたところ桐蔭学園のディフェンスが詰めたところ、SO長田壮平がゲイン、WTB芝田憲真へオフロードパス。芝田から長田へ返されてそのままトライ。コンバージョンも決まり12-10と大阪桐蔭が逆転に成功する。

 

追いかける桐蔭学園は14分、自陣10m付近からCTB森草知がビッグゲイン。22m付近までボールをキャリーし、FL永山遼へつなぎゴールまで5m。ここからFWでフェイズを重ね、ジリジリとゴールライン迫る。

決勝トライを決めた桐蔭学園CTB森

決勝トライを決めた桐蔭学園CTB森

永山がグラウディングできず5mスクラム。ここでもFWにこだわるも大阪桐蔭も粘り強いディフェンスで対応。今度はBKへ展開。FB矢崎に託すもランができるスペースがなく潰される。するとSH小山田が前掛かりになっていた大阪桐蔭ディフェンスの裏のスペースへショートパント。インゴールまで転がるボールに対して素早く反応したのは森。グラウディングし決勝のトライ。17-12と再び桐蔭学園が逆転。

試合終了までの数分間、敵陣でリスクを最小限にしてしっかりボールをキープした桐蔭学園

試合終了までの数分間、敵陣でリスクを最小限にしてしっかりボールをキープした桐蔭学園

試合は残り10分、攻め込む大阪桐蔭と守る桐蔭学園。28分、ハーフウェイ付近、フェイズを重ねる大阪桐蔭に対し、カウンターラックでPKを獲得。ゲームキャプテンを務めるLO小椋健介が拳をあげた。これで敵陣に入り込んだ桐蔭学園はボールをキープ。ロスタイム1分もボールをキープし続けて試合終了。決勝進出を果たした。

勝利した桐蔭学園

勝利した桐蔭学園

 

近畿大会で敗れた常翔学園に勝利してベスト4まで進出した大阪桐蔭。ぜひ花園での再戦が実現してほしいところだ。

近畿大会で敗れた常翔学園に勝利してベスト4まで進出した大阪桐蔭。ぜひ花園での再戦が実現してほしいところだ。

 

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