大阪朝鮮、3度目の4強進出!「強い朝高を見せたい」流経大柏の猛攻を死守 | ラグビージャパン365

大阪朝鮮、3度目の4強進出!「強い朝高を見せたい」流経大柏の猛攻を死守

2021/01/04

文●編集部


1月3日、花園ラグビー場では第100回全国高校ラグビー大会、準々決勝4試合が行われた。第1試合は流経大柏と大阪朝鮮が対戦。実力拮抗の戦いで最後までどちらが勝利するかわからない接戦となった。

HIGHLIGHT

少ないチャンスをものにした大阪朝鮮。後半追い上げた流経大柏、あと一歩及ばず

NO8金勇哲主将のトライで大阪朝鮮が先制

NO8金勇哲主将のトライで大阪朝鮮が先制

前半16分、大阪朝鮮は敵陣ゴール前スクラムからNO8金勇哲が自らインゴールにボールを持ち込みトライ。コンバージョンも決まって7-0とする。さらに21分、大阪朝鮮はゴール前ラインアウトからモールを組むが、流経大はボールを出させずアンプレヤブル。流経大はなかなかエリアを挽回できないまま前半が終了。7-0と大阪朝鮮がリードして前半を終える。

追いかける流経大柏はCTB横山伊織の突破から大阪朝鮮ディフェンスに食い込むとたまらずオフサイド。直後のラインアウトモールで大阪朝鮮がペナルティー。流経大柏は再びラインアウトを選択。後半4分、ラインアウトモールからHO當眞蓮がトライ。5-7とする。

HO當眞蓮のトライで流経大柏が追い上げる

HO當眞蓮のトライで流経大柏が追い上げる

トライを許した大阪朝鮮はすぐさま6分、ハーフウェイ付近からのカウンターアタック。FB金昂平が鋭いステップでそのままインゴールへトライ。14-5と再び引き離した。

NO8ワーナーのゲインでゴール前でポイントをつくる

NO8ワーナーのゲインでゴール前でポイントをつくる

流経大柏も譲らない。9分、大阪朝鮮がキックオフボールの処理ミスに乗じてボールを奪うと、一気にゴール前。ロールアウェイのアドバンテージがある中で流経大柏がアタック。ゴール前のラックからLO中川功己がトライ。10-14と追い上げる。

LO中川のトライで10-14に。

LO中川のトライで10-14に。

 

前半とは違って、後半は流経大柏が大阪朝鮮陣内で試合を展開。大阪朝鮮はディフェンスする時間が多くなる。試合も終盤を迎え29分、流経大柏がFWでゴール前に迫る。守り切れるか、取り切れるか。お互いの意地とプライドをかけた時間が続く。

流経大柏・相亮太監督が指示をおくる

流経大柏・相亮太監督が指示をおくる

後半34分、自陣ゴール前の相手ボールスクラム、大阪朝鮮がターンオーバーしてNO8金勇哲キャプテンがタッチに蹴り出す。これでノーサイドかと思われたが、まだ残り時間があった。ランニングタイムで35分、流経大柏・相亮太監督はピッチサイドから「今までやってきたことに自信もって、できる」と選手たちに声をかけた。36分、ラインアウトからゴール前でラック。

7フェイズ目、流経大柏、ボールをダウンできずモールパイルアップで試合終了。大阪朝鮮が守りきり3度目の準決勝進出を果たした。

 

大阪朝鮮 権晶秀監督

ディフェンスはだんだん良くなってきてゴール前のディフェンスは大会に入ってもガンガンやっていたので成長し続けていました。前回よりもよかった。ディフェンスは迷わず前に出続けること。人数かけて相手の前進を止めること。

本大会入って、一戦一戦、一日一日成長していっています。技術面でもそうですし、気持ちの面でも強くなっていると思います。

対戦相手がわからないですけれども、もちろん決勝進出して優勝ということもあるんですが、また次の試合で先のことを考えずに全力を尽くす、ラグビーの精度を高める。今日の試合でも悪いところがあったので、自分たちのラグビーをもっと求めていこうと思います。

キックオフリターンからのピンチを招いているので、後半のはじめとトライを取られた後のところは改善点だと思います。

――今日の試合の出来は今大会で一番でしたか。


一番よいディフェンスは次の試合でも、その次の試合で一番良くなければならないと思います。


――ベスト8を決めたとき感慨


6年ぶりのベスト8ということで、2年前に出たときは4年ぶりの花園だったので、生徒らも慣れていなくて、その時はシード校と対戦して負けて、(ベスト8は)遠い存在にみえていた。そこからチームを強化したことが実を結んだ。6年間というのは本当に長かった。

生徒らもベスト8は初めての経験だと思いますが、先輩らと肩を並べるベスト4に進出することができたので頼もしいです。

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