御所実が5大会ぶり2度目の決勝進出。常翔学園を1トライに抑え快勝 | ラグビージャパン365

御所実が5大会ぶり2度目の決勝進出。常翔学園を1トライに抑え快勝

2020/01/05

文●編集部


5日、第99回全国高校ラグビー大会は準決勝2試合が行われ第1試合は御所実(奈良)が常翔学園(大阪)を1トライに封じ込め26-7で勝利し、5大会ぶり4度目の決勝進出を果たした。

御所実FL長船鉄心(3年)のトライで先制

御所実FL長船鉄心(3年)のトライで先制

 

FB石岡玲英(3年)の突破からラストパスを受けたWTB安田昂平(2年)

FB石岡玲英(3年)の突破からラストパスを受けたWTB安田昂平(2年)

 

常翔学園SO仲間航太(1年)がボールをハンブルしたところ、御所実SH稲葉聖馬(3年)が猛チャージ。ボールを奪いそのままインゴールへトライ。

常翔学園SO仲間航太(1年)がボールをハンブルしたところ、御所実SH稲葉聖馬(3年)が猛チャージ。ボールを奪いそのままインゴールへトライ。

 

後半15分、常翔学園はFL原透和(3年)がトライを決めるが…

後半15分、常翔学園はFL原透和(3年)がトライを決めるが…

 

御所実業 竹田監督


常翔学園の大きな体をどうやって倒すか。下にしっかりはいらないと(京都)成章みたいになってしまうので。(体の)大きい同士であればいいのですが、こちらは小さいので。トリプルアクションというか、一人が3つの仕事をしないと、このゲームは成り立たないんだろなと。それが、キックオフのところ、常翔が風下をとったのでそこになにか仕掛けてくると思っていました。そこをもう少し、手篭められればよかったのですが、疲労もたまっていて中々動けなかったですね。

――前半は守備からいい形でした


もともとは守備のチームなので。風下のところでターンオーバーしてからのエラーが多かったので決勝ではその辺を修正しないという話をしていました。


――前半、トライ3本というのはいい入りだった?


後半、相手が風上になるので、3つ(のトライ)では厳しいかなとは思っていました。


――選手起用について


一日しかブランクがないタイトなスケジュール。うちは公立高校でリザーブ的な選手がほとんどいないので。そこがうまいこと起用していないと持たない。そういう状況の中でトレーナーさんがメンテナンスしてくれたのは、今日のポジションに立っていることにつながっています。

――スコア含めて今日の試合の評価


大きな体に立ち向かってくれたこと。もう少しキックを上手に使ってくれた。みんな諦めない気持ちを見せたので次に繋がる。


――初優勝への手応え


そういうものはないですね。ここまでこれたので、多くの人に見ていただいて成長させてもらったので、最後までやりきるということが重要なポイントだと思います。


――修正しなければならないこと


FW周辺。ターンオーバーからの攻撃。風上・風下のマネジメントなど。冷静に教えたい。なかなかできないですけどね。


――気持ちの高ぶりは選手たちに見られました


高校生ですから、いってやろうとしてノットリリースだったり。エラーが出たりしていましたね。


――4年ぶりの決勝にむけて


あまりまだ考えていないので、ゆっくり考えたい。みなさんここのポジションに立ちたいと思っている中で、立てたことに喜びを感じますし、(選手たちには)最後までやり切らしたい。(選手たちの)将来につなげてあげたい。勝ちたいという気持ちがあればいいですね。

――春から成長した部分は?


春の段階ではチーム力がなくて、ディフェンス力も整備されていなかった。そこから僅差のゲームを自分たちがものにしてきたことで次の段階に進むことができたと思いますね。奈良とか京都とか大阪とか、強いチームが多いじゃないですか。そこで揉まれること。大会を通じて、ゲームマネジメントの勉強をできることが一番大きいですね。常にそこに勝てないと次に進めないので。勝つためにみんながどう勉強していくか。負けたことで勉強したことをどう次に生かしていけるか。それが手の内になっていくか。


――決勝の相手はどちらがいい?


自分のところで精一杯。相手のことを考えていられない。早く帰ってメンテナンスしてあげたい。お風呂に入れてあげたいですね。公立学校としてはこういう大会を通じて成長できることが大きい。子供が大人になるチャンス。これを教育の中に入れて活かしていきたい。

御所実 リーダーのひとりFB石岡玲英


日本一という結果に届くところまで来たので、感謝の気持ちを表現しつつ、100%成長したことを発揮したい。相手が大きいからといって怯まず、自分たちの身体は小さいが前に出てディフェンスすることを60分やり切ろうと話していました。組織でディフェンスしないと勝てないので、前に出るのか、タッチラインに追い出すのかコミュニケーション取って全員で同じディフェンスをしようとしていた。

SOがパスを放ってからの、2パス目の仕掛けが多いので、そこにプレッシャーをかけた。僕たちは日本一を目指して御所に来たので、日本一で終われるのが一番ですが、日頃サポートしてくださっている方が勇気とかを持ってもらえるように、今までやってきたことを最大限出したい。楽しみながらチャレンジしたい。やりきるしかないので、ディフェンスが強みのチームなので、ディフェンスで前に前に出ていきたい。

御所実 WTB安田昂平


御所は一人ひとりじゃなくてチーム一丸となってやっているので、御所が主導権を握って序盤から一致団結してやっていきたい。日本一に向けてコミュニケーションをとっていきたい。

STATS


1 津村大志 30'OUT
2 元林祐太
3 島田彪雅
4 平井半次郎 30'OUT
5 川上善也 30'OUT
6 蓑洞功志
7 長船鉄心 8'TRY 55'OUT
8 西林勇登 60'OUT
9 稲葉聖馬 9'TRY
10 高居海靖
11 安田昂平 13'34'TRY
12 谷中廉
13 冨岡周
14 澤口飛翔 43'OUT
15 石岡玲英 8'22'34'G
16 小林龍司
17 山内翔大 30'IN
18 中森樹生 55'IN
19 柳田京助 30'IN
20 田中俊雄
21 登根大斗 43'IN
22 高山瑛介 30'IN
23 黒木潮音
24 須股草太 60'IN
25 生田弦己

常翔学園 野上友一監督


御所実業は個人が良かったし、よくラグビーを理解していた。ここぞというところで蹴ってくるし、攻めてきた。ベストを尽くしたが相手が強かった。(春から伸びたチームでしたが)そうですね、十分健闘しました。

常翔学園 為房慶次朗キャプテン


実力の差が出た試合でした。シンプルに当たって当たって、BKで取り切るということをテーマにしていたが、なかなかFWで前に出られなかった。そこで予定が狂ってしまった。(風下取ったのは)前半我慢して、後半勝負という中で、(前半)ミスが連発してしまった。間違った選択してしまったかなと思います。3年間やってきて、過去2年、ベスト4にいけなかったが、今年度は仲間たちがベスト4につれてきてくれて嬉しいです。

STATS

1 玉永仁一郎
2 山本敦輝 46'OUT
3 為房慶次朗
4 木戸大士郎
5 寺北亘佑
6 福本航平
7 原透和 45'TRY53'OUT
8 知念優来
9 高岸尚正
10 仲間航太
11 生駒創大郎
12 岡野喬吾
13 池田翔太
14 家村壮麻 44'OUT
15 吉本匠希 45'G
16 上野聡大
17 藤廣我仁
18 岩本圭伸
19 辻時羽 46'IN
20 佐々木開
21 竹内駿
22 寺西翔生 53'IN
23 中道海斗
24 笠井堅斗 44'IN
25 土井康暉

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