MOMENTUM−RWC2015-SOUTH AFRICA-V-NEW ZEALAND | ラグビージャパン365

MOMENTUM−RWC2015-SOUTH AFRICA-V-NEW ZEALAND

2015/10/25

構成●編集部


9月18日からスタートしたラグビーワールドカップ2015イングランド大会もセミファイナルを迎えた。10月24日ラグビーの聖地、トゥイッケナムでは史上初の大会二連覇を目指すニュージーランド(以下、NZ)と南アフリカ(以下、南ア)が対戦した。

STATS

南アフリカは勝負どころでのセットプレーが安定しなかった。ニュージーランドは前半から自陣でのペナルティーでPGを与えた。タックル数では南アフリカが131に対し、ニュージーランドが83と圧倒的にニュージーランドが攻め込んでいたことがわかる。

 

1stHalf

R=ラック、K=キック、PK=ペナルティキック、PG=ペナルティゴール、S=スクラム、TO=ターンオーバー、M=モール、P=ペナルティ、L=ラインアウト

R=ラック、K=キック、PK=ペナルティキック、PG=ペナルティゴール、S=スクラム、TO=ターンオーバー、M=モール、P=ペナルティ、L=ラインアウト

南アは、準々決勝でのウェールズ戦同様に、PGでスコアを積み上げた。前半3分、NZは自陣25m手前でオフサイド。SOハンドレ・ポラードがPGを決め南アが先制する。直後の6分、NZはFLリッチー・マコウのラストパスを受けたFLジェロム・カイノがトライ。SOダン・カーターのコンバージョンも決まって7−3と逆転。しかし、南アも前半11分に再びポラードのPGで6−7とする。さらに21分、自陣からのキックに反応したWTBブライアン・ハバナがキャッチ。このプレーでNZのオフサイドを誘う。ここでポラードが22m手前付近から3本目となるPGを決め9−7と南アが再びリードする。

NZはボールポゼッションで南アを上回り、前半の20分から30分くらいまでは敵陣で試合をすすめた。しかし、フィジカル勝負では巨大な南アディフェンスを崩すことができずトライを奪うことができずフラストレーションがたまる展開になる。39分、レフェリーのジャッジに対し抗議するアクションをしたカイノがイエローカードでシンビン。南アは22mラインと10mラインの中間あたりでPKを獲得する。ここでも、南アのキャプテンであるSHフーリー・デュプレアはショットを選択。ポラードがしっかりと決めて12−7とし、南アがリードしたまま前半を折り返した。

 

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