サクラセブンズ・プロファイル−vol4.堤ほの花 | ラグビージャパン365

サクラセブンズ・プロファイル−vol4.堤ほの花

2017/04/03

文●大友信彦


サクラセブンズ期待のスピードスター、新世代フィニッシャーである。3月16−17日に厚木市で行われたエアニュージーランド・チャレンジカップでは日本デヴェロップメントチームのエースとして大活躍。大会2日目の3試合で、日本チーム最多の6トライを決め、その後の沖縄合宿でも快速をアピール。香港のスコッド入りを果たした。

武器は50m6秒8のスピードだ。中学時代は陸上競技に打ち込み、佐賀県大会で100m6位に入賞。昨年のリオ五輪でサクラセブンズのエースを担った最速クイーン山口真理恵(6秒7)に匹敵するスピードを持つ魅惑のスプリンターなのだ。

ラグビーをしていた父・明英さんがコーチをしていたことから、双子の弟・英登とともに3歳のころから嬉野(うれしの)ラグビースクールの練習に通うようになり、小1から本格的にラグビーをスタート。佐賀工高入学後は男子とともに練習し、佐賀工2年の夏には菅平で行われた第1回コベルコ杯で九州の優勝の原動力に。

高3の4月、太陽生命シリーズ保土ヶ谷大会で17トライをあげMVPを受賞

高3の4月、太陽生命シリーズ保土ヶ谷大会で17トライをあげMVPを受賞

佐賀工3年の4月、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第1戦・保土ケ谷大会ではチャレンジチームで出場し、1大会最多トライ記録として今も破られない17トライをあげ、高校生で初めての大会MVPに輝いた。

15人制サクラフィフティーンへのデビューは一昨年5月、佐賀工高3年のときに出場したアジア選手権、豪雨の中で行われたアウェーの香港戦だった。

 

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ