15ヶ月の想い—矢富勇毅・頼れるムンディアリスタが帰ってきた | ラグビージャパン365

15ヶ月の想い—矢富勇毅・頼れるムンディアリスタが帰ってきた

2013/12/05

文●斉藤健仁


坊主頭がトレードマークのスクラムハーフ(SH)がトップリーグの舞台に戻ってきた。11月30日(土)、埼玉・熊谷ラグビー場で2ndステージの開幕戦、ヤマハ発動機ジュビロ対パナソニックワイルドナイツの注目の一戦が行われた。

ヤマハ発動機の控えメンバーには、大学時代からその身体能力と突破力で日本代表入りを果たした矢富勇毅(28)が名を連ねた。後半15分、昨年の9月15日のトップリーグ第3節以来、矢富がピッチに入り、20-24と惜しくもチームの勝利に貢献できなかったが、今シーズンの公式戦で初めて試合出場を果たした。

 

2度に渡る手術、そして復帰へ

「15ヶ月ぶりの公式戦でした。長かったですね」。試合後、矢富は開口一番、こう言った。そして少し神妙な面持ちとなり「いろんな思いがありましたが、あえて自分の中にとどめました。チームの2ndステージの勝利に結びつけなかったので悔しい思いが強い」と噛みしめるように続けた。

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ