リオオリンピックスペシャル・男子7人制ラグビー、メダルには届かずも世界最高の舞台で輝いたセブンズジャパン。 さらに上を目指すにはセブンズに特化した長期的準備を。 | ラグビージャパン365

リオオリンピックスペシャル・男子7人制ラグビー、メダルには届かずも世界最高の舞台で輝いたセブンズジャパン。 さらに上を目指すにはセブンズに特化した長期的準備を。

2016/08/12

解説●後藤翔太 文●大友信彦


リオ五輪男子セブンズ、4強に進んだ男子日本代表のチャレンジが終わりました。準決勝はフィジーに5−20、3位決定戦は南アフリカに14−54、スコア上は完敗でしたが、日本はよくやったなと思います。フィジーも南アもすさまじいまでの強さを見せてくれた。五輪に向けて、質の高い準備をしてきたことを感じます。

よく練られていた選手の配置・ムーブ、タイミング

その中で、日本も質の高いプレーでトライを取り、準決勝以上のレベルでも世界に通じる戦いを見せました。フィジーとの準決勝の前半、後藤輝也のトライ、南アフリカとの3位決定戦の後半キックオフから福岡堅樹が抜けて合谷和弘が走りきったトライは、個人の能力と、チームの戦術が高いところで合致した素晴らしいトライでした。

準決勝以降の戦いで、僕が感心したのは、選手の配置、ムーブ、タイミングが本当によく練られていたことです。特にセットプレーからのアタックにそれが現れていました。セブンズで最も多いセットプレーはキックオフなのですが、相手キックオフをレシーブしたとき、日本は最初に一番いいランナーにボールを持たせていた。

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