太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第2戦として行われた東京大会は、東京フェニックスの優勝で幕を閉じた。
昨年5月の大会創設から5大会目にして、これまで完全優勝を続けてきたアルカスクイーン熊谷は1次プールでRKU龍ヶ崎グレースと引き分け、決勝トーナメント準決勝ではラガールセブンに敗退。ついに女王の座を明け渡した。
優勝した東京フェニックスでは高校3年の17歳、塩崎優衣が大活躍、大会MVPに輝いたのは、15歳になったばかりのラガールセブン平野優芽だった。
女子セブンズの潮流の変化を思わせた東京大会について、個人スタッツで振り返ってみる。
トライランキング
東京大会でトライ王に輝いたのは、6トライをあげたチャレンジチームの2人だった。
堤ほの花は4月の保土ヶ谷大会であげた13トライに続き、2大会連続の最多トライ。もう一人は、保土ヶ谷大会では腰痛が完治せず、登録されたものの出場なしだったライチェル海遥だ。
東京大会は、保土ヶ谷大会よりも全体的にロースコアの試合が目だった。
保土ヶ谷大会は同じ試合フォーマットだったが、最多トライの堤ほの花が13T。2位のマティトンガ(アルカスクイーン熊谷)が8T。7Tの3位には鵜川志帆(チャレンジチーム)、メレ・フファンガ(東京フェニックス)、石川裕美(日体大女子)の3人が並んでいた。
だが今回は、堤が6トライをあげたものの、保土ヶ谷で8トライを挙げたマティトンガ、7トライの鵜川志帆は2Tどまり。保土ヶ谷で7トライの石川裕美(日体大)はトライゼロに終わった。