史上初のベスト8進出を果たしたラグビー日本代表。未知の領域、準々決勝の相手は南アフリカ代表。FW6人をリザーブにおいた南アフリカ代表。強みを最大限に活かす布陣でジャパンに挑んできた。ジャパンもスピード、高いスキルを必要とする緻密な戦術で前半から南アフリカを「焦らせた」が、本気の南アフリカのディフェンスを崩しきることは出来なかった。
2019/10/22
構成●編集部
前半は3-11と僅差で折り返した。後半、落ち着きを取り戻した南アフリカがもう一度、やるべきこと、やりたいことを遂行。ジャパンはプレッシャーからペナルティーを連続。南アフリカは確実にショットを選択し突き放した。それでも粘り強くジャパンは食らいついた。
南アフリカのディフェンスはジャパンのスピードにも対応してきた。フレッシュレッグを入れてジャパンのアタックを機能點せなかった。
3-26。ジャパンはトライを奪うことができず、試合終了。日本をはじめ、世界を魅了したジェイミージャパンのワールドカップが幕を閉じた。
ラグビーモメンタムは、ボールの軌跡を追いながら、試合全体を俯瞰的にレビューするコンテンツ。両者の攻防、80分の流れを見ながらもう一度80分を振り返る。(なお、図面に表示されている各マークについては下部の説明を参考にしていただきたい)
1ST HF