頂点にたつのは…リーグワンプレーオフカンファレンス、坂手淳史、リーチ・マイケル、堀越康介、梶村祐介4チームのキャプテンが意気込みを語る | ラグビージャパン365

頂点にたつのは…リーグワンプレーオフカンファレンス、坂手淳史、リーチ・マイケル、堀越康介、梶村祐介4チームのキャプテンが意気込みを語る

2024/05/08

文●編集部


8日、NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1プレーオフに進出した、埼玉パナソニックワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス東京、東京サントリーサンゴリアス、横浜キヤノンイーグルスの4チームからキャプテンの4名、坂手淳史、リーチ・マイケル、堀越康介、梶村祐介が意気込みを語った。

埼玉パナソニックワイルドナイツ HO坂手淳史

坂手淳史

坂手淳史



16試合すべて勝つことができましたが、今シーズンはどの試合も一試合成長していきたいと、どの試合にも満足せずに常に強くなり続けていこうというふうにチームで、みんなで意思統一しながら、歩んできた16試合でこう常に成長し続けられたっていうところは、今すごく感じているところですし、この勢いだったりとか、成長をプレーオフにつなげていきたいなと思ってます。この一試合っていうのはないんですが、本当に全試合でいろんなメンバーが変わったりとか、いろんなメンバーで合わせつつ、いい成長できたかなと思っています。

接戦勝ち切ったところも大きなチームの財産になりますし、どういう点差だったりとか、どういう状況であっても落ち着いて、自分たちはラグビーをするっていうところは、常に心がけているところではあるので、それを遂行し続けられる選手たちがよかったなというふうに思ってます。


東芝ブレイブルーパス東京 FLリーチ マイケル

リーチ・マイケル

リーチ・マイケル



今年、開幕から最終節まで、チームとして試合ごとに成長できた部分をたくさん課題も出てきて。ターニングポイントだった試合は何個かあって、 一番僕の中でターニングポイントは、府中ダービーはもうすごく、ディフェンスは良かった試合だと思うので、その勢いでええ、プレーオフに進みたいなと思います。

(先ほど控室で今季リーグワンは面白いんだよなって)そうですね。もうプレイヤーとしてええ、このリーグはすごくやってて楽しいし、もう面白い、あとはファン感覚でこう試合見てると本当に面白い試合たくさんあって、本当に見てて楽しいです。

東京サントリーサンゴリアス HO堀越康介

堀越康介

堀越康介



今シーズン、サンゴリアスはいい時もあれば、なかなかうまくいけない時もあって、ちょっと波もあったシーズンだと思うんですけど、まずはこのプレーオフの舞台に立てたことは、チームとしてすごい成長した部分でもありますし、本当このプレーオフに向けてこのシーズンやってきたことを集大成と相手だしたいなと思っています。

タフな試合が何回か続いて、厳しいところもありましたけど、それもすべて本当自分たちで成長につなげれてると思うんで、次の本当に府中ダービー、ブレイブルーパス戦が楽しみだなっていう感じです。

横浜キヤノンイーグルス CTB梶村祐介

梶村祐介

梶村祐介



イーグルスは今シーズンを振り返ってみると、本当にジェットコースターみたいなシーズンだったなと個人的に思ってます。勝ちのゲームもあれば、負けのゲームもあり、なかなか勝ちが先行するようなシーズンじゃなかったかなと個人的には思ってます。ただ、その中でも自分たちの目指しているラグビーっていうのを一年間遂行できたと思ってますし、個人的に印象に残ってるゲームはスピアーズさんとの試合がすごい印象的に残ってます。結果、最終的には負けてしまったんですけど、そのゲームを通してチームの中でもう一度危機感っていうものが生まれて、そこからチームがもう一度立て直すきっかけになったゲームだったなと個人的には思いました。

チームはデクラークやクリエルに頼ってしまっている部分っていうのも少なからずあったので、彼らがいない時に残っているメンバーがどれだけまとまりを持って、チームの中でコネクションを持てるかっていうのがすごい重要っていうのは選手間で話してたので、それが最終的に2シーズン連続プレーオフ進出っていう結果につながったのかなと思います。

5月18日 埼玉パナソニックワイルドナイツ(シーズン1位)vs 横浜キヤノンイーグルス(シーズン4位) 14:05 KO



――今季3度目の対決ということになりました。


坂手 3回目の対決でさらに先週やってるんで、この近いスパンでのあのここ2連戦になるんですけど、本当にいい準備をして、自分たちのラグビーっていうところにフォーカスしていきたいなと思ってますし、イーグルスさんは特に沢木さんを中心にどんなことをやってくるかわからないっていうところがあると思うので、そこも対応できるように、みんなで練習したいなとは思ってます。


梶村 何をしてくるかわからないアタックっていうのは、自分たちの強みでもあると思ってて、ただプレーオフだからといって特別なことをするんではなくて、いかにいつも通りプレイできるかっていうことがすごい重要になってくると思うので、僕たちはそこにしっかりフォーカスしたいと思います。

坂手 多分やってくるんで、しっかりとあの準備したいなと思いますし、カジ(梶村)はね、こういう性格ですけど、あのカジをこう使ってるというか、こうイーグルスのチームを作っている選手たちはいろいろな強力な人が多いと思うのでしっかりと準備したいと思います。


――相手チームの警戒する選手であったり、今度自分たちの推しの選手。ちょっと一人ずつ教えてもらっていいですか?


坂手 梶村ですね。前回出てなかったので、多分だいぶ体もいい状態で来ると思うので彼には警戒したいなと思います。うちのワイルドナイツっていうと、みんないい選手ですけど、小山だったりとか、(松田)力也だったりとか、すごくゲームをいいコントロールしてくれてるので、そこでチームを勢いづかしてくれるかなと思っています。


梶村 前回最終節プレーができなかったので、昨シーズンも個人的にはプレーできていなくて準決勝。今シーズンは同じ相手っていうことで、リベンジしたいなというふうに思っています。警戒する選手は小山選手です。彼がテンポコントロールしてきますし、ボールを持ってこちらが少しでも隙を与えれば、そこをついてくるようなプレーもしてくるので、気が抜けないなっていう印象があります。

注目してほしい選手はタカヤワ選手ですかね。今季本当に好調で今イーグルスのトライゲッターでもあるので、僕たちが彼にどれだけいいボールを供給できるか、そこがすごい重要になってくるかなと思います。

――リーグ戦16試合の戦い方とプレーオフ、ノックアウトステージの戦い方。一番何が違うのか。


坂手 一試合一試合で見るとプレーオフの試合もリーグワンの試合も負けられない試合だったりとか大きく大差はないんですが、ただプレーオフでは負けてしまったら終わりっていうところがあるので、プレッシャーは大きいかなと思ってます。

ただ、どういう形でも、自分たちの精度だったりとか、プレーの正確性だったりっていうところが一番大事になってきますし、それを焦らずやり続けられれば自ずと結果は出るかなというふうに思ってます。

国立競技場で何かイベントをするっていうのは、日本の中ではすごく特別なものだと思いますし、それはラグビーも同じであのグラウンドに立つだけで喜びがあるっていうのはもちろんあります。

コンディションだったりとか、グラウンドの感じだったりとかっていうところは行ってみないとわからないので、まだあまり考えていません。

あそこでラグビーをするっていうのは一つの目標であり、そこで優勝カップを持ち上げるっていうのが一番チームとして成し遂げたいことなので、すごくワクワクしてます。


梶村 プレーオフだからといって特別なことは現状、戦術含めてまだ聞いてはいないんですけど、やらないつもりでいます。いかに自分たちらしくいつも通りプレイするかっていうのがすごい重要かと思うので、 スペシャルなことをしないっていうことが大事かなと思います。


5月18日 東芝ブレイブルーパス東京(シーズン2位)vs 東京サントリーサンゴリアス(シーズン3位) 14:05 KO



――改めて府中ダービー、相手の印象であったり、怖い選手を教えてください。


リーチ 府中ダービーやっていて楽しいし、あのすごい楽しみにしてます。ただ今回もう負けた後のサントリーなので、すごく何をしてくるか、しっかり準備しないと負けると思っているので、しっかり準備していきます。

あとはサントリーはチームとして勝ち切る能力はすごく高いし、このシーズン通して最後の最後まで我慢してアタックしてカットしたのが何個かあったからちゃんと準備します。

警戒する選手は流大。彼が出てくるかどうかわかんないですけども、彼がキーマンになってくると思います。


堀越 本当に東芝さんは圧倒的なフィジカルとモウンガ選手を中心として、本当に多彩なアタックで仕掛けてくるので、強いなって2回やって思いました。ただ3度目、本当にリベンジできるチャンスが巡ってきたのは、僕たちにとってもすごい。興奮してますし、しっかり僕たちもいい準備して、東芝に向かっていきたいなと思います。


個人的にサンゴリアスの推しの選手はまあ10番の高本ですかね。幹也が今シーズン、多分リーグワンデビューしてからずっとスタートで出てて本当に成長したし、チームメイトから見ても、本当に毎週毎回成長してるし、課題にぶつかりながらも、チームを引っ張っかりながら、引っ張ってくれてる選手なので、本当に彼にはすごく期待したいなと思います。

リーチ (推しの選手は)ワーナー・ディアンズ。もうすごくこの過去三試合、一試合ずつ伸びているので、プレーオフのワーナー・ディアンズをすごく楽しみにしています。

――リーグ戦16試合の戦い方とプレーオフ、ノックアウトステージの戦い方。一番何が違うのか。


堀越 やっぱり規律かなと僕は思ってます。スコアプレッシャーというか、多分3点を取るゲームにもなると思うんで、まず規律をしっかり80分保つことがファイナルラグビーでは大事かなと思います。

国立はやっぱりあの雰囲気とか、入った瞬間の鳥肌が立つ感じっていうのも本当に新国立は違うものがありますし、何より本当に人がこうどこを見ても、海外のようなスタジアムなんで、すごい選手としても、そこで(試合が)できるのはすごい喜びです。


リーチ プレーオフになるとまあプレッシャーがもちろんかかって、そのプレッシャーとの向き合い方をしっかり考えて準備することを一つ考えないといけないなと思っています。プレー自体は東芝らしくプレーすることが大事かなと思います。

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