ボーデン・バレットに訊く、日本代表が目指す「超速ラグビーについて」 | ラグビージャパン365

ボーデン・バレットに訊く、日本代表が目指す「超速ラグビーについて」

2024/04/12

文●編集部


NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24ディビジョン1は、12日(金)から第13節が始まる。現在7位のトヨタヴェルブリッツはプレーオフ進出するためには1試合も落とせない状況だ。SOボーデン・バレットが11日オンライン会見に応じ「ネガティブなことより自分たちの強みに焦点を当てることで、今シーズンを力強くフィニッシュすること、チーム一体でそれをやりきることに重点を置いている」と話した。

――チームは勝ったり負けたりしている


そういったシーズンになっていますが、選手にハードワークをする姿勢が欠けているわけではありません。ラグビーを楽しみながらチームワークを持ってやっています。我々にもチャンスがある状態なので、ダイナボーズ戦に集中しています。


――プレーオフ進出について1つも負けられない状況だが


お互いのためにハードワークし、お互いが過ごす時間をしっかり楽しむことです。同時にコントロールできることに焦点を当てるということで、ネガティブなことより自分たちの強みに焦点を当てることで、今シーズンを力強くフィニッシュすること、チーム一体でそれをやることに重点を置いています。計算上、まだ可能性があります。日々、成長できるようにと考えていますし、まだ時間があると考えています。残りの日本の日々を充実させたい。


――リーグワンの印象は


非常に速い展開だし、私がプレーしたリーグの中で一番速いリーグです。フィットネス、スピードが必要で、今季は一番レベルが高いと思っています。


――先日来日したオールブラックスの指揮官であるスコット・ロバートソンHCとはどんな会話を


彼自身、オールブラックスでプレーできる選手とコネクトしている。オールブラックスがいろんな方向性を検討している中、ニュージーランドとの接点を持てたことは嬉しい。


――10月、オールブラックスとして日本代表と対戦する可能性もあります。エディー・ジョーンズ氏が日本代表の指揮官になり、より速いラグビーを目指していることについて


ジョーンズHCの速いラグビーは認知していますが、テストラグビーでできるか。テストマッチだとフィジカル、セットピースがキーポイントなので、その中で、そういったラグビーができるか。タッチラグビーとは言いませんが、そこまで速いラグビーができるのか。リーグワンは代表レベルよりタックル成功率はやや低い印象です。そういった中で、どこまでそういったラグビーが通用するか楽しみです。



記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ