まずはベスト8に入り抽選を優位に・アルゼンチン代表ウルテガHC、クリーヴィーキャプテン直前会見 | ラグビージャパン365

まずはベスト8に入り抽選を優位に・アルゼンチン代表ウルテガHC、クリーヴィーキャプテン直前会見

2016/11/04

文●編集部


11月5日に行われる、日本代表とのテストマッチを前にアルゼンチン代表、ダニエル・ウルカデヘットコーチとアグスティン・クリーヴィキャプテンが記者会見を行い、ツアーの初戦となる日本代表への印象とこのツアーに対する思いを話した。

フィジカル面で上回っていても技術で上回れば必ずしも有利ではない

日本はここ数年でレベルを上げてきたチーム。ワールドカップだけでなく、スーパーラグビーにおいても、個々の力量が上がっています。(6月の)カナダ、スコットランド戦でもいいパフォーマンスしていました。ボールを相手に持たせない戦術やスクラムも上がっている。選手に関しては、全員知っています。特に8番(マフィ)、10番(田村)は非常にいい。チームに戦術、チームとしてのレベルはいいチームなので土曜日の試合では非常に難しい試合だと思っている。

日本に来るまでに1週間練習を行いました。ワールドカップに関しては2008年から強化プログラムを遂行してきていて、2019年はちょうどプログラムの中盤の後半にあたる。まずはこの試合と次の試合にフォーカスしている。トップ8に入り(来年5月に行われるワールドカップの)抽選に有利な立場を確立したい。

(日本よりもフィジカル面が上回っているのでは?)確かにフィジカル面は大切。前回のワールドカップ(3位決定戦)では南アフリカが非常に体格が上回っていて苦しまされた。だが、その部分は技術があれば追いつける部分。たとえ日本よりも体格やフィジカルで勝っていることがあっても、日本がいい技術をもっていれば、自分たちが有利になるとは思っていない。

 

「日本戦は楽しみ。どの試合でも真剣に臨む」クリーヴィーキャプテン

日本で日本代表と試合をするのはワクワクします。サンウルブズとやりましたが、代表チームではなかった。代表チームでやるのは特別です。私たちはどの試合でも真剣に臨むスタンスです。日本をリスペクトしていますし、この試合が重要だという位置づけです。

スーパーラグビーでの結果はあまり良くなかったが、(ジャガーズとして)やった経験はいい結果を生み出しています。今後もその結果を土台として来季に活かしていきたい。

日本はいいチーム。どの選手を特別にマークするのではなく、選手全てがいい力量をもったチーム。日本は速い動きや大きな動きをするのでそれを研究した上で明日の試合はディフェンスがキーになってくると思います。

 

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