11月2日(日)、東京・秩父宮ラグビー場では関東大学ラグビー対抗戦A、帝京大対早稲田大の一戦が行われた。6連覇を目指す「後半20分が強み」(SH流大/4年、荒尾)という帝京大が後半20分以降に3トライを重ね、計8トライを挙げて55−11で快勝。帝京大はこの試合で、岩出雅之監督が「CTB権裕人(4年、大阪朝高)以外はだいたい今シーズンの戦力は戻ってきたかな」と振り返ったように、3人の主力メンバーが試合に出場を果たした。
まず早稲田大戦の先発に名を連ねたのは昨シーズンもスターティングメンバーとして活躍していたHO坂手敦史(3年、京都成章)とCTB森谷圭介(3年、正智深谷)の2人だ。
「2人ともきちっとケガを治してきた。坂出は復帰までもう半月以上かかるかなと思ったけど、今日はそこそこ良いパフォーマンスをしてくれた。森谷はまだ感覚的にチームにかみ合っていなかった。CTBからFBに行ったら余裕を持った動きをしていた。あと1〜2試合くらいプレーしているうちによくなってくる」(岩出監督)