ついにトップリーグで、強豪国の1つアルゼンチン代表トーマス・バレイオス選手がデビュー! | ラグビージャパン365

ついにトップリーグで、強豪国の1つアルゼンチン代表トーマス・バレイオス選手がデビュー!

2013/09/03

文●斉藤健仁


8月31日(土)、東京・秩父宮ラグビー場でプールB第1節のリコーブラックラムズ対コカ・コーラウエストレッドスパークスが行われた。シーソーゲームとなったが、ラストプレーでリコーのFBピータース・ダニエルが45mのPGを決めて27-27のドロー。両者ともに勝点3を分け合った。コカ・コーラWが15-17で負けている後半19分、LOトーマス・バレイオスがピッチに入った。アルゼンチン代表経験ある選手がトップリーグの舞台に立つのは初めてのことだった。

そろそろ新しいチャレンジをしたかった

ラグビー一家に生まれたバレイオスは、サッカーにも目をくれず、9歳からラグビーを始めた。そして2007年にイタリアのパルマ(現クロチャーティ・パルマ)でプロとしてのキャリアをスタート。その後イングランドのハリクィンズやウェールズのスカーレッツで研鑽を積んだ。代表としてもU17アルゼンチン代表から各カテゴリーを経験し、2011年のラグビーワールドカップのグルジア戦で初キャップを獲得(現在7キャップ)している。

本人は「イギリスに4年間いたので、そろそろ新しいチャレンジをしたかった。自分は速いラグビーには合っている」と日本行きを決断した。コカ・コーラWの山口智史監督は「トップリーグで戦うに当たり、セットプレーの核になる選手がほしかった。バレイオスは大きく(身長194cm、体重114kg)ても、コカ・コーラの速いラグビーに適応してくれている」と高い評価を与えた。

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