府中ダービーは東京サンゴリアスが8トライでブレイブルーパスに大勝し、4位をキープ | ラグビージャパン365

府中ダービーは東京サンゴリアスが8トライでブレイブルーパスに大勝し、4位をキープ

2026/03/15

文●斉藤健仁


3月15日(日)、NTTリーグワン・ディビジョン1の第11節、残りの2試合が行われた。

東京・秩父宮ラグビー場では東京サンゴリアス対ブレイブルーパス東京の「府中ダービー」が行われた。サンゴリアスが持ち前のスピードあるアタックで冴えを見て、前半は27-14で折り返した。後半もサンゴリアスの優位は揺るがず、5トライを重ねて60-21で快勝し、勝点5を得て4位をキープした。

ブレイブルーパスは勝点を積み上げることができず、2016年のトップリーグ以来となる5連敗となり、6位のままだ。

試合後、インターナショナル経験豊富なサンゴリアスのキャプテンFLサム・ケイン、ブレイブルーパスのキャプテンNO8リーチ マイケルの2人に話を聞いた。

HIGHLIGHTS


東京サントリーサンゴリアス FLサム・ケインキャプテン

――試合を振り返って

(サンゴリアスは負けた)8日前とは違うチームだったなと思います。自分たちでコントロールできるもの、改善するものにフォーカスした。それをスピードと精度をもってやることにフォーカスした。練習が今日のフィールドにつながった。チームにとって大事な勝ちだったので、ファンの前で良いパフォーマンスができてよかった。

流大

流大


(どうして相模原の敗戦から改善したのか?)コスさん(小野HC)がリードしてくれたが、週の(準備の)作り方が良かった。火曜日にレビューをして、改善すべきか提示されて、少しずつよくなった。一つの要素としてスピードと自分たちのスタイルでラグビーをすることが出ていた。それに対してスコッド全員で反応したことがパフォーマンスにつながったかなと思います。

チェスリン・コルビのトライ

チェスリン・コルビのトライ

――3シーズンぶりに府中ダービーに勝利しました

個人的に府中ダービーに、初めて勝利できて嬉しく思います。チームではそこまで(府中ダービーに)フォーカスしていなかったが、日本に来て3シーズン目で、東芝と何回か対戦して、初めて勝てて嬉しく思います。今シーズン、東芝とはリーグ戦で1回しか対戦しませんが、勝ちというよりもパフォーマンスが良かったことを嬉しく思いますし、次のチャレンジは今日のパフォーマンスを繰り返すことです。


POMに選ばれたチェスリン・コルビ

POMに選ばれたチェスリン・コルビ



東芝ブレイブルーパス東京 FLリーチ マイケルキャプテン


――試合を振り返って

今日は府中ダービーで、東芝にとっては一番の試合で、意識して、毎年、良い準備をしています。残念ながら、試合に負けてしまって、非常に悔しいです。これでブレイブルーパス5連敗なので、それはしっかり受け止めてやりたい。先週、バイウィークを通して、リーダー陣、スタッフも含めて、どうやってポジティブに戦えるか、自分たちの試合を見たファンに、どうメッセージを与えられるかを1週間、やってきた。フィジカル、コリジョンのところで圧倒された気分です。これから1週間、短い間で、どう立て直すか。リーダーとして考えて、準備の段階から、勝つ準備をしてやっていきたい。

石岡玲英

石岡玲英


――1対1の局面で前に出られるシーンが減っているが

昨シーズン、フィジカルで勝っていた東芝ですが、いろんなチームフィジカルにフォーカスしてやってきている。各チーム、フィジカルがアップしている感じがします。それに対して、自分たちが自信を持っている、フィジカリティー優位に立っていない。東芝のラグビーは前に出られないときつい。80分を通して、前に出るプレーが、少しずつ少なくなっている。それをどう強化していくかが今後の課題です。(今日の試合)シンプルに、ゴーフォワード、前に行くことがテーマだった。前の試合よりよくできたのかなと思っているが、まだまだ優勝のレベルではない。

リッチー・モウンガ

リッチー・モウンガ


――5連敗している。失点が多いが、どのあたりを改善したい?

今日の試合に関しては、最初の3フェーズに勝っていない。1フェーズ目でゲインされると、ディフェンスは前に出る確率がどんどん下がって、3フェーズくらいで勝てていない。そこをまずは強化しないといけない。ラインアウトの空中のプレッシャーからの、ファーストフェーズで止めることが課題です。


(次週に向けて)先週の1週間、同じことを繰り返すと同じことになってしまうから、自分たちの準備を少しずつ変えたが、今週、もう1回しっかりレビューして、自分たちが有利な位置になるように考えないといけない。ディフェンスもそうだし、よりシンプルにして自分たちの強みが出せるようにプランを組み立ててやりたい。ここで選手とスタッフがバラバラになるとよくない。チームとなって、プランを立ててやることが重要かなと思います。

――自らボールを持ってキャリーする機会も多かったが、その要因は?

今週のテーマが、ゴーフォワードだったので、キャプテンが先頭に立つ姿を見せたかった。ファンに対して、メッセージ性あるラグビーをしたいと思っていて、1週間準備して、そこをこだわってやりました。まだまだ強くならないといけないと感じました。

――ワーナーがハリケーンズで活躍していますが

高いレベルでプレーしているし、この間、初トライも取った。間違いなく、日本のラグビーにとって重要な選手です。東芝に戻ってくるのを楽しみにしているし、日本ラグビーにとって、彼の活躍は非常に重要かな。リーダーとして良い経験しているかな。元東芝の原田衛もちょこちょこ(スーパーラグビーに)出場しているので、成長して日本ラグビーに返ってくるのを楽しみにしています。

斉藤健仁
スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当する。リーグワン、日本代表を中心に取材。

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