合谷和弘・憧れの国立でプレーする!筑波大との直接対決に静かなる闘志を燃やす | ラグビージャパン365

合谷和弘・憧れの国立でプレーする!筑波大との直接対決に静かなる闘志を燃やす

2013/12/20

文●斉藤健仁


12月8日に開幕した大学選手権のセカンドステージ。流通経済大、同志社大、筑波大、日本大が入ったプールBは、2試合を終えて勝点15で関東リーグ戦王者の流通経済大が首位、昨年度の同大会で準優勝した筑波大が勝点12で2位につけた。いよいよ来週22日の両者の直接対決に勝利したチームが国立に進む。そんな中、初の国立競技場でのプレーをかけて流通経済大の中で誰よりも筑波大に闘志を燃やす選手がいる。それがSO合谷和弘(2年)だ。

しなやかなで強いラン、スキルフルなパス、正確なキックと3拍子そろった万能BKだ。手足が長いこともあり170cm、77kgの体が大きく見える。

今シーズン、2度目の関東大学リーグ戦制覇を達成した流通経済大の中心選手であるSO合谷和弘(2年)。昨シーズンは1年生ながら関東リーグ戦で95点を挙げて得点王に、今シーズンも121点を挙げて2年連続得点王に輝き、リーグ戦の「ベスト15」にも選出された。

愛称は「ケビン」。1993年に日本人の父とフィリピン人の母の間に福岡県大野城市で生まれる。9歳、小学校3年からつくしヤングラガーズで、1つ上の兄・明弘(流通経済大柏→流通経済大3年)とともにラグビーを始めた。中学3年時、福岡県内の強豪校からも誘われたが、「兄がすでにいたからというわけでもなく、一度も行ったことがなかったから」という理由で千葉の流通経済大柏に進学する。

 

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