11月25日(土)、昨季5位だった東芝ブレイブルーパス東京がホームである府中の練習場に昨季王者・クボタスピアーズ船橋・東京ベイを迎えて、リーグワン開幕前最後の練習試合を行った。
ファンクラブ会員やルーパスカップに出場していた子どもたちなど約1500人が見守る中で、準優勝だったオールブラックスの主力としてワールドカップで躍動したSOリッチー・モウンガ(56キャップ)、FLシャノン・フリゼル(23キャップ)がブレイブルーパスのジャージーを着て初めて実践に臨んだ。他にもトヨタヴェルブリッツから移籍したCTBロブ・トンプソン、UBKマイケル・コリンズらも活躍しブレイブルーパスが50-28(前半28-14)で快勝し、12月9日(土)の開幕戦(対静岡ブルーレヴズ)へ弾みをつけた。
SOモウンガは10番をつけて先発し、パスでアタックをリードし、カウンターアタックでも非凡なランを見せた。そしてゴールも3本を決めて前半で交代した。FLフリゼルは後半から試合に出場し、力強いトライを挙げるなど気を吐いた。
トッド・ブラッカダーHC
「(モウンガとフリゼルの)2人は息の合ったプレーをしてくれた。すぐチームにフィットできたのはもともといた選手のおかげ。モウンガはW杯以降、初めての40分だったが、サインプレー、環境など感覚をつかんでくれた。
フリゼルは素晴らしいプレーをしてくれた。あれだけ質の良い選手はいいプレーをしてくれる。チーム全体もいいプレーをしてくれた。この勝利は必要だった。プレシーズンはアップダウンがあったし、今日もイグジットの部分が上手くいかなかったが、プレッシャーの中で流れをつかめた。準備はできています」