11月18日(土)、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場では、関東大学ラグビー対抗戦の帝京大対明治大が行われた。帝京大は勝利すれば1試合を残して優勝、明治大は勝利すれば優勝の可能性を残す大一番となった。
勝負どころできっちりとトライを重ねた帝京大が41−14で勝利し、開幕から6連勝で、7年連続8度目となる対抗戦の優勝を決めた。帝京大の対抗戦7連覇は2001年から早稲田大が達成して以来で、最多タイ。帝京大が最終戦の筑波大に敗れて、早稲田大か慶應大が2連勝を達成した場合は同校優勝となる。
小雨が降る中、「対抗戦の中では明治大戦をターゲットにしてきた」(HO堀越康介キャプテン)と試合の入りから集中していたのは帝京大だった。前半4分、連続攻撃から、そのキャプテンHO堀越(4年)、副将のFB尾崎晟也とつなぎ、最後はルーキーのWTB木村朋矢がトライ(5−0)。