27日、日本代表に勝利したスコットランド代表はアメリカと対戦し、勝ち点5を獲得したため、目標とするベスト8入りを実現するためには10月3日に行われるサモアは「負けられない戦い」となる。沢木敬介コーチングコーディネーターが取材に応じた。
――昨日の南アフリカ対サモア戦を見ての感想は?
沢木 昨日のサモアのメンバーは、次の日本との試合のことも考えていたと思います。日本戦のメンバーがどうなるかわからないですが、試合を見て日本代表のメンバーはサモアの強み、日本の強みのイメージはできています。試合ではサモアの強みを出さす、日本の強み、テンポを作りたい。日本の強みをどう活かすかという感じですね。
――南アフリカ対サモアの結果は想定内ですか?
沢木 もともと南アフリカは力のあるチームなので、点差は開きましたが、ゲーム内容ではサモアの強いところも出ていました。ただ南アフリカは、その強みを出させなかった。試合運びも上手かった。
――沢木さんは、サントリーのヘッドコーチとしてサモア代表のSOトゥシ・ピシ選手も指導しました。
沢木 彼の強みを知っていますので、そこを消したいですね。まちがいなく良い選手ですが、しっかりとマークしてプレッシャーをかけないといけない。サモア代表のハーフ団はインターナショナルラグビーもしっていますし、彼らの強さを出さないようにしたいですね。
――ピシ選手の弱みは?