2月21日(土)、「NTTジャパンラグビー リーグワン」ディビジョン1第9節が行われ、7勝1敗で2位につけるクボタスピアーズ東京ベイ・船橋は、ホストスタジアムのスピアーズえどりくフィールドに三菱重工相模原ダイナボーズを迎えた。
前半は相手に押し込まれる場面も見られたが、ゴール前で粘り強いディフェンスを見せる。アタックではセットプレーやFWのフィジカルを生かしてトライを重ね、26-10で勝利を収めた。3トライ差による勝点5を獲得し、スピアーズえどりくフィールドでの連勝を27に伸ばした。さらに、前節終了時点で2位だった埼玉パナソニックワイルドナイツが神戸スティーラーズに敗れたため、スピアーズが首位に立った。
今季初出場となり、この試合でクラブ通算100キャップ(プレーオフ含む)の節目を迎えたFLピーター・ラピース・ラブスカフニ。後半29分まで身体を張ったプレーで勝利に貢献したラピースに話を聞いた。

ピーター・ラピース・ラブスカフニ
――100キャップの節目を迎えた感想を聞かせてください。
本当に特別なものです。
まず何より、今の気持ちは「感謝」、その一言に尽きます。スピアーズの一員でいられること、このチームの一部でいられる機会をいただけたことに、心から感謝しています。

私たちはいつも「誇りある存在でありたい」と話しています。会社のために、チームメイトのために、そしてオレンジアーミーのために。この数年間、彼らのサポートは本当に素晴らしいものでした。どんな時も応援に駆けつけてくれて、大きなエネルギーを与えてくれる。だからこそ、私たちも彼らにとって誇れる存在でありたいと思っています。
繰り返しますが、このクラブ、このグループの一員でいられることを、私はとても誇りに思っています。チームメイト、スタッフ、マネジメント。周りのすべてに感謝しています。今、頭の中にあるのはただ一つ、「自分を超えた大きなものの一部、この一員でいられることへの感謝」です。自分を超えた、より大きなものの一部でいられること。それがこのチームです。
とにかく本当に伝えたかったのは「ありがとう」という言葉です。チームであることへの感謝、パートナーシップへの感謝、そしてこれまで共に築いてきたすべてへの感謝です。
――ブルズで来日し、その後スピアーズに加入した時はこのように長く日本にいるとは思いませんでしたか?
正直に言うと……そうですね。考えていませんでしたね。
でも、それも先ほどお話ししたことに尽きます。日本へ来る機会をもらえたこと、このクラブがそのチャンスを与えてくれたことに、心から感謝しています。最初からこの一員でいられたことを、とてもありがたく思っています。
――一度優勝も経験しましたが、もう一度優勝するためには何が大事か?
タイトル獲得を経験すると、さらに高いレベルを目指したくなるものです。
このチームの最大の強みは、私は、チーム内にある強い絆、そして素晴らしいカルチャーだと思います。誰もが自分のためだけでなく、隣にいる仲間のためにプレーしている。ロッカールームにいれば、それがはっきりと伝わってきます。どんな形であれ、とにかくチームに貢献したい、そんな空気があります。

これは非常に健全な文化であり、その一員でいられることは本当に幸せなことです。何度も言いますが、自分を超えた存在の一部でいられる感覚があり、チームの目標達成に貢献したいと心から思えるのです。
――また日本代表でプレーしたいという気持ちはありますか?
私は自分の役割は果たしてきた、やり切ったと思いますし、日本代表で過ごした時間はすべてが素晴らしいものでした。ただ、今は一区切りついて新たなフェーズに入ったと感じています。現在の私のフォーカスは100%スピアーズにあります。チームのために、周りのために、できる限りの貢献をしたいと思っています。

――長くプレーし続けられている秘訣は?
お伝えできるような特別な秘密があるわけではありません。ただ、身体がここまで持ちこたえてくれていることに感謝しています。そしてS&Cなどスタッフの存在は非常に大きいです。フィジオやメディカルチームが身体のケアを徹底してくれています。
結局のところ、多くは自分ではコントロールできません。ラグビーはコンタクトスポーツですから。だからこそ、こうしてプレーできていることに感謝するしかありません。

