今シーズン好調の浦安D-Rocksが、横浜キヤノンイーグルスに勝利し、3勝目を挙げた。ここまで全試合でメンバー入りしているSH小西泰聖。昨年とのチームの違いについて、さらに母校である桐蔭学園が花園3連覇を果たしたことについても感想を聞いた。
――まず今日のプレーを振り返って。
そうですね。今シーズンはここまで、交代で出場する際は毎回違うポジションで出ていて、1節はフルバック、2節はハーフ、3節はウィングでした。
「この試合はどこで出るかな」という感覚で、ずっと外から試合を見ながら、同時にどこでも出られるように準備していました。今回もハーフで必要とされたので、「この場面では何が必要かな」と考えながら入って、結果的に最後までやり切れたと思います。
リザーブとしてゲームを閉じる役割という点では、役割は遂行できたかなと感じています。
――元々はSHが本職の小西選手ですが、今シーズンはいろいろな役割を担っているんですね。
そうですね。去年は試合にほとんど出られていなかったんですが、Bチームでフルバックやウィングをやる時間が圧倒的に長くて、ハーフはほとんどやっていませんでした。
その中でバックス全般のスキルが身について、コーチからもいろいろ教わりましたし、先輩からもたくさんアドバイスをもらいました。
「両方できますよ」というスタンスでリザーブに入る形になって、今シーズンは開幕からずっとメンバー入りしています。そこが自分の強みとして評価されているのかなと思います。

小西泰聖
――ヘッドコーチからはどんなことを求められていますか。
どこで出るか分からないので、とにかくすべてを準備しておくことです。それは僕にとって特別なことではなく、もう当たり前のことになっています。練習でもいろいろなポジションをやっているので、「じゃあここで出てもいいかな」という感覚です。プロップはさすがに厳しいですけど、バックスであれば基本的には21、22、23番をカバーできます。
今日で言えば、僕とオテレ(ブラック)、(安田)卓平さんの3人で全ポジションをカバーできるようになっています。だいたい僕はウィング、フルバック、ハーフをカバーする役割ですね。
――今シーズン、チームの調子が良い要因はどこにあると思いますか。
僕が評価する立場ではないと思っていますが、一番大きかったのは、去年ディビジョン1を体感できたことと、残留できたことだと思います。ディビジョン1で戦うチャンスを持ったまま今シーズンを迎えられたのは大きいです。その中で、去年感じたチームとしての弱さや危機感に、チーム全員で取り組めているところが一つ大きいと思います。
今は誰が出てもレベルが落ちないと思っています。D-Rocksは本当に誰が出てもおかしくない状況です。選手層が厚く、理解度が高い中で競い合えているところも、大きな要因だと思います。

母校・桐蔭学園のセブンズアドバイスコーチを務めた小西泰聖
――母校・桐蔭学園が花園3連覇。後輩の活躍についてはどう見ていますか。
本当に「すごい」としか言えないです。僕らの時は単独優勝を目標にしていましたが、連覇を期待されるプレッシャーは経験していません。それを跳ねのけたのか、受け入れながらやったのかは中にいないので分かりませんが、選手・コーチ含めた全員の力だと思います。
すごくエネルギーをもらえますし、改めて自分はすごい環境でラグビーを教わっていたんだなと感じます。OBの一人として誇らしいです。
それに、高校の7人制の大会期間中はコーチとして関わっているので、知っている選手も多いですし、花園には出られなかった選手もセブンズメンバーの中にいます。それぞれが置かれた場所で全力で頑張っている姿を、映像越しではありますが、素直に応援していました。これから大学に進んでも、それぞれの場所で頑張ってほしいなと思います。

