1月12日、ついに今シーズンの大学日本一を決める戦いが行われる。昨年に引き続き決勝進出を果たした明治大学(関東対抗戦4位)と王者帝京に完勝した天理大学(関西リーグ戦1位)がファイナル進出を果たした。昨年1点差で日本一を逃した明治大は前日練習を終え、田中澄憲監督と福田健太キャプテンが取材に応じた。優勝すれば22年ぶりとなる「名門復活」に沸く周囲とは別に、「日本一」に対する強い思いを語った。
「自分たちにフォーカス。全部やった。あとは当日、ミーティングでいい空気をつくること」明治大学・田中澄憲監督
――前日練習が終わりました。
独特の緊張感を持ってやりました。いい意味で緊張感を持ってやりました。初めてファイナル経験する選手もいます。個人の差もあるので、経験値持っている選手がコミュニケーション取ってサポートしてほしい。
――春から1月12日をターゲットにしてきました。
やっと戻ってきた感じです。去年、帝京大に悔しい敗戦したので、そこを越えると1年やってきたので、そのチャンスが来ました。やってきたこと信じて持っている力を発揮したい。
この1年、戻ってくるのは簡単ではなかったです。対抗戦4位という形で、大学選手権は強いチームとずっとやってきましたから、まわって上ってきた感じかなと思います。
――春、夏と天理とは2回対戦して負けています。
練習試合なので、互いのメンバーも違うし、試合に向けてのフォーカスが違うので参考にはならないかなと思います。ただスクラムの強さや外国人の強さ、ひたむきなチームということは変わらないと思います。