1月11日(月・祝)、関西リーグ5連覇中の天理大が8トライを挙げて55-28で前年度王者の早稲田大を下し、初の大学王者に輝いた。
なぜ天理大が快勝できたのか。それはひとえに天理大がアタックでもディフェンスでも〝接点〟勝負で勝利したことが大きな勝因となったことは明白である。
「ブレイクダウン」とも呼ばれている接点とは「タックル後のボール争奪戦」のことである。天理大の小松節夫監督は優勝後の会見で結「前に走り込んで接点を上げること、それが割と上手くいった」と選手たちを称えた。つまり、天理大は接点の肝である「ゴールデンメーター(ゴールデンゾーンともいう)」を制したと言えよう。