7月5日(水)より、8月にアイルランドで開幕する女子ラグビーワールドカップを控えた女子15人制日本代表が、7月8日(土)に神奈川県小田原市城山陸上競技場で行われる香港戦代表に向けて合宿を開始した。
有水剛志HC(ヘッドコーチ)から「今日はアタック、明日はディフェンス」という掛け声の後、1時間半ほど、激しいコンタクトもある練習を行った。
練習後、有水HCがメディアに対応し、現在のチームの状況や香港戦に向けての抱負などを語った。
6月の欧州遠征は…『やってプラスでしかなかった』
――6月は欧州演習、そして北海道でも合宿していました。現在、選手たちにはどんなことを重点的に指導しているのでしょうか?
とにかくアタックもディフェンスもセットスピードで上回って自分たちから仕掛けようと言っています。欧州遠征のアイルランドとの2試合では最初の20分、最後の10分でトライを取られたので、「最初の20分、最後の10分」ということを口酸っぱく言っています。
――6月の欧州遠征を振り返って
やってプラスしかなかった。自信つけた部分もあるし、アジアや国内で体験できないことを体感できた。みなさんにはあまり言わなかったのですが、スクラムは結構、自信もって行ったんですが優位に組めました。ブレイクダウンもこだわっていたので計算できた。クリーンアウトしてワイドに攻めればアタックも通用したことも選手はわかったと思います。