7月5日(木)、7日(土)に中国・昆山にて行われた女子15人制ラグビーの「アジア四カ国対抗」決勝で、女子日本代表は決勝でカザフスタン代表に8-17で惜敗、準優勝で大会を終えた。
この大会で最下位になってしまうと、来年行われる2014年女子15制W杯(フランスで開催)のアジア予選に出場できなくなるため、準決勝の香港に勝利することが欠かせなかった(最下位となった中国はディヴィジョン2に降格、代わりにシンガポールが昇格)。
香港戦は前半こそ0-5とリードされて折り返したが、萩本光威HCが「(海外の国の)大きさとパワーに負けないことが前提。走り回っていかに人数を増やせるかが鍵となる」と言っていた通りのジャパンらしいラグビーを見せる。ラックから素早い展開で後半は7トライと挙げて41-17と快勝した。
後半途中までリードされる苦しい展開だったが、途中出場したCTB鈴木彩香の柔らかいステップからのトライ、WTB山口真理恵選手が男子日本代表WTB小野澤宏時を彷彿させる快走を見せて2トライ、他にもFWがラックサイドを突くなどすばらしい攻撃を見せた。「最初はなかなかリズム取れなかったけど、後半ジャパンらしいラグビーができた」(HO鈴木実沙紀主将)
この試合の模様はARFU(アジアラグビーフットボール協会)がアップしたyoutubeで見ることができる。トライシーンを中心としたダイジェスト映像です。(音声が流れます。音量にお気をつけください)