ワールドカップまであと1年!都内でイベントが開催「W杯は初戦が大事。ロシア代表をじっくり研究する」ジョセフHC | Rugby Japan 365

ワールドカップまであと1年!都内でイベントが開催「W杯は初戦が大事。ロシア代表をじっくり研究する」ジョセフHC

2018/09/21

文●斉藤健仁


9月20日(木)、来年、日本で開催されるラグビーワールドカップのオープニングマッチまでちょうと1年ということで、東京・明治記念館で「1 YEAR TO GO KICK-OFF EVENT 〜1年前記念イベント〜」が開催された。

「PRキャプテン」に就任した舘ひろしさん

「PRキャプテン」に就任した舘ひろしさん

KICK-OFFイベントが行われた後、ラグビーを愛する俳優の舘ひろしさんがラグビーワールドカップ2019日本大会の「PRキャプテン」に就任、さらにtwitter(@Tachi_RWC2019)を始めることが発表された。

ワールドラグビー副会長・ピチョット氏のキックオフ

ワールドラグビー副会長・ピチョット氏のキックオフ

その後、舘さん、スペシャルゲストの嵐の櫻井翔さん、ラグビー日本代表を率いるジェイミー・ジョセフHC、ラグビーワールドカップ2019アンバサダーの大畑大介氏のトークショーや質疑応答が行われた。

W杯までちょうど1年前の9月20日、ジョセフHCは下記のように答えた。

「自分で一からチーム作り直して2年経った今、いい傾向にある」

11月のテストマッチで対戦する、オールブラックス。前回は2013年11月秩父宮で戦った。

11月のテストマッチで対戦する、オールブラックス。前回は2013年11月秩父宮で戦った。

――11月にはオールブラックス、イングランド代表と対戦します。今の日本代表の現状は?


6月にイタリア代表、ジョージア代表と対戦し、チームの本当のポテンシャルを発揮したような試合ができました。次のチャレンジはオールブラックス、イングランド代表という世界の強豪が相手です。オールブラックスは世界1位、イングランド代表は昨年2位のチームとうことで、2019年W杯の準備ということで(2試合は)重要な試合になります。

――6月にイタリア代表に勝利するなど日本代表は力をつけています。


この数年か、スーパーラグビーというタフなリーグで、サンウルブズというチームで日本人選手は毎週、毎週、強豪と対戦して力がついていますが、まだまだここからだと思います。


――リーチキャプテンは、W杯は初戦が大事と言っていました。


その試合も非常にタフな試合になると思います ロシア代表は最後にプールに入ってきたので、不明なところが多いが、じっくり研究していきたい。11月にロシアと対戦するので、オールブラックス イングランド代表に大きな注目集まっていますが、W杯のために準備するために、ロシア代表戦も大事な試合になってくると思います。


――ホスト国として迎えるワールドカップまで残り1年です。


本当に興奮しています。ホスト国として、日本の文化、特性を見せる大きなチャンスだと思います。ワールドカップのターゲットはトップ8に入ることですが、チームをそこまで押し上げることが私の任務だと思っています。まだ1年ありますが、ビッグマッチが多く控えています。ワールドカップではロシア代表と初戦も大事になってきますが、11月、しっかり準備して挑んで行きたい

「テストマッチとワールドカップの違いは、どのチームもコンディションを整えて、準備万端であるということ」

――ジョセフHCは2度、W杯に選手として出場しています。普段のテストマッチとW杯の違いは?


日本代表はテストマッチだとウェールズ代表、スコットランド代表と接戦まで持ち込んだりポテンシャルを発揮できたりする試合ができていた。だがW杯と通常のテストマッチとの違いは、どのチームもコンディションを整えて、準備万端です。選手も4年間、待ち望んでいて、全員がベストなコンディションで臨むのが大きな違いです。そして我々にとってはホーム開催なので、ファン、国民のみなさまに熱い声援を送っていただけることが日本代表のアドバンテージになってくると思います。


ジョセフHCの選手時代

ジョセフHCの選手時代

 

――ジョセフHCが就任してから2年が経ちました。


今のところ、順調に想定通り進んでいます。2015年W杯で大きな成功をした後に、日本代表をリタイアしたり不参加を表明したりした選手もいて難しい状況でしたが、自分で一からチーム作り直して2年経った今、いい傾向にあります。昨年11月も今年の6月もいい結果を収めることができたと思います。


才能が開花した姫野和樹。いまやジャパンの根幹を担う存在に。

才能が開花した姫野和樹。いまやジャパンの根幹を担う存在に。

――姫野、松田といった若手を積極的に起用しています。


ラグビーという競技は若い選手たちが活躍するようなゲームだと思います。W杯では経験者と若手を、上手くバランスを取ってチーム構成していきたい。W杯で成功を収めているオールブラックスが良い例です。経験者と若手をいいバランスで使って成功を収めているので私も同じ手法を取っていきたいと思います。福岡、流、姫野が活躍して大事なチームの幹になっています


――残り1年を切りました。残された時間十分にあるのでしょうか?


時間は十分にあると思います。あくまでもワールドカップの予選プールは4試合なので、(それまで)12ヶ月というのは、かなり猶予があると思います。まだまだW杯は先のことなので、今は11月のテストマッチにフォーカスしています。11月が終わったら欧州ツアーをレビューして、来年スーパーラグビーもありますし、W杯前にPNCが控えています。

W杯の時はすべてのチームがベストなコンディションで入ってきます。W杯イヤーは 通常のテストマッチ以上の準備期間がり、拘束できるのでそういった状態になるのですが、日本代表も自信をもってフィジカル的にピークに持っていきたい。一番の課題はメンタルを上げることで、強いマインドセットを持って、全員が意思統一を持って臨まないといけない。


――あらためてワールドカップの目標は、そして課題は?


ターゲットは当初から掲げているようにトップ8に入ることです。日本代表が達成したことがないこと達成したいと思っています。ここ数年の結果で選手たちは手応えを感じていると思います。しっかりした強度で挑めればいいと思います。(W杯は)毎週、毎週、強度の高いテストマッチに臨むということで、6月はイタリア代表の初戦に勝利しましたが、2戦目は負けてしまいました。毎週、毎週、同じようなパフォーマンスできないことが課題なので、どんどん鍛えていきたい。

斉藤健仁
スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当するなどトップリーグ、日本代表を中心に取材。

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