2月27日に開幕するスーパーラグビー(SR)に挑戦する、ヒト・コミュニケーションズサンウルブズと対戦相手のライオンズの前日記者会見が行われ、堀江翔太キャプテン、フィロティアティアAC、ライオンズのアッカルマンHCとホワイトリーキャプテンが会見に応じた。
「サンウルブズは我々の脅威となりうる」ライオンズ・アッカルマンHC
ライオンズ・アッカルマンHC
こういった機会与えていただき、感謝しております。日本で試合できることを光栄に思っております。選手もコーチもわくわくしています。チームのほとんどは日本が初めてです。チームとしても新しいチャレンジです。移動も、文化も、滞在する街も…。今まで多くの方に歓迎されて、感謝しております明日、歴史的な試合の一部になれたことうれしく思います。今年加入したサンウルブズの健闘をお祈りいたします。
――サンウルブズはSRでどれだけできるか?
アッカルマン まず、ライオンズの代表として、今回サンウルブズのハメットHCの母がなくなったと聞いたのでお悔やみを申し上げたいと思います。ライオンズは今年、できる準備をすべてやってきている。サンウルブズは新しいチームなので、まだなにもわからないチームという印象。それがかえって怖い存在であるということも確かです。
(自分たちにも)似たような状況がありました。2014年に一度チームとして降格して また這い上がってきたのですが、ハングリーになって、みんなで取り組んでいました。サンウルブズもそうだと思います。どちらもまた上がっていく、という、いろんなこれからが見えてくる。相手にとっては危険因子だと思います。サンウルブズは我々の脅威となりうると思っています。日本は成功に対するハングリー精神ある。昨年のW杯見ればわかります。日本のラグビーがSRに参加するのはすばらしいと思います。
「サンウルブズ独自のラグビーのブランドを明日も見せてくれる」ライオンズ・ホワイトリーキャプテン
私もまさにヘッドコーチと同じことを選手としても感じています。日本に来ることを楽しみにしていました。日本という国、人について良いことしか聞いたことがありません到着してから、いろんな方に歓迎されて親しみやすく触れ合っていただきワクワクしています。明日の試合含めて、サンウルブズの健闘をお祈りします。
――相手チームの印象
ホワイトリー サンウルブズ、明日の試合に向かって一つにまとまって来ると思います。そんなに長い時間一緒にいないチームであることは承知しているがサンウルブズ独自のラグビーブランドを明日も見せてくれると期待もあります。
ラグビーブランドというのは日本のトップリーグなどで培われたものだと思います。そういったものに対戦するのは我々にとっても挑戦です。チームとしてのサンウルブズも、個々のプレーもすばらしいもの投げかけてくれると思います。そういったチャレンジに我々もやっていかないといけないし楽しみでもあります。
――どのぐらい遠い。長旅の負荷はどのように感じているか。
ホワイトリー 長旅は初めてのことではない。場所は違えど長い移動はあるというのはスーパーラグビーの一部です。そういった心づもりできています。 シンガポールエアラインで来ましたが移動が長かったということは言い訳にはならないというつもりでやっています。毎回遠征を経て結果を出していくのが我々の仕事です。
移動の後はリカバリーが大事で、土曜の試合全力でやれるように、この数日、リカバリーやれています。この会場、フィールドの状況、コンディション、入念にチェックしたい。