リーグワンのディビジョン1で、前節、プレーオフ進出を決めた首位の東京サントリーサンゴリアスは、4月24日（日）、ホストの東京・秩父宮ラグビー場でリコーブラックラムズ東京と対戦した。前半から試合を優位に進めて4トライを挙げて、相手をノートライに抑えて30－3で勝利。13勝目を挙げて勝点を61に伸ばして、首位をキープした。

左から河瀬・小林・山本・細木・雲山

4月、サンゴリアスにPR小林賢太、FB河瀬諒介（ともに早稲田大出身）、PR細木康太郎（帝京大出身）、FB雲山弘貴（明治大出身）、FL山本凱（慶應義塾大出身）と5人のスター選手が加入した。その中でこの試合でFL山本が早速7番をまといデビューし80分間、フル出場を果たして勝利に貢献した。

「（同期の）みんないい選手なので、切磋琢磨して、トレーニングできているなと思います。（試合前に）みんなから『頑張れよ！』『かませよ！』って声をかけてもらったので力になりました」（山本）

タックルが突き刺さる

「ルーキーなのでフレッシュな気持ちで、特に何も考えずにしっかりエナジー出してやっていこうと思っていた」という山本は、キックオフ直後、いきなりビッグタックルを見せて会場を沸かせた。山本のタックルをきっかけにサンゴリアスはターンオーバーに成功し、ノーホイッスルトライを挙げて、試合の流れをたぐり寄せた。