「4年生がブレずに1年間継続できた。新しいメイジの文化、少しかもしないけれど残すことができた」1点差で敗れた明治・CTB梶村祐介 | Rugby Japan 365

「4年生がブレずに1年間継続できた。新しいメイジの文化、少しかもしないけれど残すことができた」1点差で敗れた明治・CTB梶村祐介

2018/01/08

文●編集部


「悔しさよりも、やりきったという気持ちが強いです。」1点差で帝京大学に敗れた明治大学副将・CTB梶村祐介は、少し清々しい表情を見せた。

悔しいですけど、前半、思うどおりに終えることにできて、後半も前半同様の展開に持ち込みたかったんですけど、要所要所の場面、ゴール前のピックアンドゴーのところだったり、スクラムだったり、帝京さんは僕らの反則を奪ってきたんで。たらればになってしまいますが、ああいったところで最低でも3点をとれたら結果は変わってきたのかなと思います。でも、やりきれたので、悔しさよりはやりきったなと言う感じです。

(足の痛みは?)
試合が始まったら、足の痛みは感じなかった。自分のプレーに集中して、ファーストコンタクトもこだわって相手のニコくん(ニコラス・マクカラン)にしっかり入ったんで、パフォーマンスに影響はなかったです。


(今は?)
今はちょっと痛いですけど。最初乗らしてしまうと帝京は乗ってくると思ったので、ファーストコンタクトはアドミレートの状態で入りました。


(チーム全体として前半の入りは良かった)
FWにこだわりすぎず、BKでもスコアできたシチュエーションがあったので、今年明治が目指していたラグビーが前半はうまくできたと思います。


準々決勝の京産大戦に続き、相手のパスをインターセプトして独走トライ。準決勝の大東大戦でもキックチャージからトライを決めた

準々決勝の京産大戦に続き、相手のパスをインターセプトして独走トライ。準決勝の大東大戦でもキックチャージからトライを決めた

(トライシーンを振り返って)
帝京のSH小畑(健太郎)くんが、ボールを持ちすぎる癖があってラインが窮屈になる印象がありました。少しかぶったらインターセプトできました。狙ってはいないですけど結果的に良かったなと思います。


(前にでるディフェンスは良かったのでは)
ブレイクダウンで帝京さんに圧力をかけられたので、そこは自分たちが秋からこだわってきたことだったので成果としてでました。

新チームでも中心的役割を果たすだろうSH福田健太(3年)

新チームでも中心的役割を果たすだろうSH福田健太(3年)

(帝京に勝てない。対抗戦でも突き放されました。でも今日は1点差だった)
対抗戦で慶應さんと帝京さんに負けて、少しチームとして自信を失いかけていた時に早明戦で勝利することができて。選手権では毎試合成長できてきたなという実感がありました。本当に自信を持って決勝に臨むことができました。

下級生たちは悔しいと思っていると思いますが、僕ら4年生はやりきったという選手が多かったと思います。


(下級生にはどういう声をかけてあげた?)
澄憲さん(田中澄憲ヘッドコーチ)が今年来られて、メイジが少しずつ変わり始めて、多分来年の方が、澄憲さんのやり方が浸透してチームになると思います。(今年は)1点差で負けてしまいましたけど、来年は勝ってほしい。特に核となるSH福田(健太)だったり、SO松尾(将太郎)には伝えました。

SO松尾将太郎(背番号21)も3年。梶村は、選手権優勝を後輩たちに託した

SO松尾将太郎(背番号21)も3年。梶村は、選手権優勝を後輩たちに託した

(新しい文化は作れましたか?)
はい。それを結果として残したかったですけど、(帝京相手に)4年間、負け続けて今回も負けましたけど、やりきった気持ちの方が高いです。後輩たちは悔しいと思っているので、その悔しさを忘れずに春から厳しい練習始まると思いますけど頑張ってほしいです。

(チームを一緒に作ってきた4年生に対して)
僕らの代はあまり上のチームに4年生がいなくて、下のチームに多くいました。いつものメイジだと上と下のチームの温度差があって、92人全員が日本一を目指すチームではなかったんですけど、今年は(4年生が)下のチームもまとめてくれて、上が勝つために雑用だったり色々なことを率先してやってくれました。そういったところも新しい文化としてメイジに残すことができたので、本当にありがとうと言いたいです。


(今年のチームは一体感があった?)
学生スポーツは、なんだかんだいっても4年生のチームだと思うので、4年生がブレてしまうとチームがブレてしまう。新チームがはじまる時から、4年生はぶらさずに1年間やっていこうと話をしていたのでそれが継続してできたと思います。


▼こちらも合わせて読みたい
今シーズンからフルタイムでヘッドコーチとして就任した田中澄憲氏が取り組んだこととは…。

夏好調・メイジ復活のキーマン田中澄憲HC 「『やってみなはれ』と『前へ』は同じこと」 挑む側が勝つにはリスク覚悟でチャレンジしなければ

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ