伝統の早明戦!創部100周年・早稲田が勝利し対抗戦優勝 | Rugby Japan 365

伝統の早明戦!創部100周年・早稲田が勝利し対抗戦優勝

2018/12/03

文●編集部


超満員の秩父宮ラグビーで行われた、関東大学ラグビー対抗戦・早稲田大学と明治大学の試合は伝統の一戦にふさわしく80分、互いのプライドをかけた素晴らしい試合となった。

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関東大学対抗戦A 2018.12.02

DIGEST

「早明戦という試合に集中して先のこと考えるな」と言って、グラウンド送り出した」早稲田大学

本当に超満員の秩父宮で早明戦ができてよかった。どっちが勝つかわからない展開でしたが勝ち切れてよかった


――どこで上回りたいと思っていましたか


展開としては、スコアをリードして、先手を取ってという展開をしたかった。明治の危険なゾーンで戦いたくなかった 敵陣で戦う時間を増やしたかった。とにかくディフェンスで勝つことをテーマにしていて中盤のディフェンスを楽しもうと言っていたがそういうゲームをしていた。そういった意味では思ったとおりに、展開のアヤもいろいろあったと思うが、今日はそういう80分になったかなと思います。


――後半、狙えるペナルティを狙わなかった。明治も同じようなシーンもありました。


選手に任せてました。ゴール前ラインアウトがあって、それを出していなかったこともあったので、選手が選択した。ゲーム前の指示は先手を取りたい。リードをした状態で試合を進めたいというのがあったのでショットの選択でも良かったかなと思います。前半、リードして折り返した。ゴール前、スクラムにこだわって、我々が我慢できなくなって、反則を繰り返して一人減らすとか考えたのではないかなと思いますし、逆にそこで反則もらえたというのが一つ、ゲームのアヤ、ポイントだったかな。スクラムは押されながらも 想定内の我慢だったかなと思います。


――創部100周年目に対抗戦優勝しました


100周年で8年ぶりの対抗戦優勝ということで、結果的に節目の年にタイトルが取れたことは素直に嬉しい。佐藤の代で100周年に歴史を刻めてよかった。


――起き上がりが早かった


起き上がりのところ ディフェンスでチームを作って行く中で、そういうところ意識しよう。ディフェンス立つ人数を増やしていくことを継続してずっと積み重ねてきた結果。ビッグゲームで選手、一人一人が意識したこと。ずっと意識していきた中で、厳しいコンディションの中でも選手がやってくれた。


――ファーストトライはFB河瀬選手でした


もっているなと思いましたね! (お父さんの)河瀬泰治の早明戦と言われないように、諒介の早明戦にしろと言いました。


――大学選手権に向けて


正直、あまり考えていなくて、今日の試合は選手には「早明戦という試合に集中して先のこと考えるな」と言って、グラウンド送り出しました。これで組み合わせも決まったが、(対抗戦で負けた)帝京うんぬんではなく、とにかく、一試合一試合戦っていきたい。早慶戦、早明戦とメンタル的張り詰めたものがあったと思うので、その辺をリフレッシュして再チャレンジでスタートしたいなと思います。


「僕らの目標は「荒ぶる」を歌うこと」早稲田大学・佐藤真吾キャプテン

まず勝てて本当に嬉しく思います。今日もディフェンスをテーマに戦おうとしました。明治はアタックが強みで、スクラムも警戒していました。スクラムは想定内ではあったが、ラインアウトをあそこまで取られたのは想定外だったかなと思います。勝てて本当に嬉しいです。

――創部100周年で、対抗戦で優勝しました。


100周年で、8年ぶりに優勝できて、歴史に名を刻めたのかなという思いで本当に嬉しいです。でも、まだまだ、僕らの目標は(大学選手権に優勝した後に歌う)「荒ぶる」なので、ここから一番のスタートを切らないといけないと思っています。ここから一試合一試合が落とせない、負けたら終わりです。今日くらい1回、リフレッシュしてもいいかなと思いますが、火曜日からもう1回、全員に「ここからがスタートだ」ということを意識させていきたい。


「細かな部分の詰めが必要」明治大学 田中澄憲監督

結果としては悔しい敗戦になった。今日は早稲田さんのディフェンス、アタックともに素晴らしかった。明治としては前半、堅くいきすぎた。私のプランだったので、私の責任。ボールを動かしてから後半2つトライを取った。伝統戦らしい試合になったと思う。後半やったようなアタックを大学選手権に磨いていきたい。大学選手権は一戦一戦、チャレンジしていくしかない。また八幡山でいい準備をしたい。


――早稲田CTBの中野選手に2トライ取られた


ボールキャリアも多いし、トライ数も多いのでキープレイヤーとして挙げていた。(トライは)中野選手の個人技というより、早稲田さんのFWの裏を使ったアタックだったので、そこは組織としてのディフェンスを整備しないといけないと思います


 

1年生ながらしっかりと存在感を残すことができたFB雲山

1年生ながらしっかりと存在感を残すことができたFB雲山

――DFコネクションが切れた


コネクションが切れた。特に外のプレイヤーのコミュニケーション、判断は整備していかないといけない。


――FB山沢の欠場について


体調万全ではないので、出せる状態ではないので回避しました。雲山も初先発で、ルーキーながら強気なプレーした。そうしたプレーをしたことはいい財産になった、いい経験になったと思います。


――チームの今の状態


成熟度は計画通りではない。大学選手権に向けて、細かいところ、ディフェンスのコネクションやコミュニケーションが遅くて、誰がボールキャッチするのかというプレーがあったりした。細かいことを詰めていくことが大事だと思います。


――大学選手権に向けて


目標に向けて一戦一戦しっかりやっていく。その目標が何なのか、チームで再確認して、何が足りたいかということを共有して細かい部分を突き詰めていくことだと思います 
 

「80分通してのゲームメイク、ゲームの流れを読むことを学んだ」明治大学 福田健太キャプテン

このような素晴らしい伝統のある一戦に出場できて誇りに思います。大勢に前でプレーできて良かった。早稲田さんの固いディフェンス、ボールを動かすアタックにやられた。完敗です。ただボール動かしてからトライとれたので、もうすこし早いうちからボールを動かせばよかった。後半、残り20分で頑張っても、あの点差だときつい。80分通してのゲームメイク、僕もチームも勉強していかないといけない。対抗戦の優勝はなくなってしまったが、大学日本一になれるチャンスがあるので、ここからレベルアップしていきたい。

――早稲田のディフェンスに関して


早稲田のディフェンス、タックルしてからの上がりが早かった。分厚さを感じた。明治としてはもっとアタックを整備して、真正面に当たりに行かないで、ずらして当たっていけば持ち味をだせたと思う。今日の反省としては正面で当たり過ぎていいゲインラインきれなかった。もっとアタックで早いセットしたい。


――自分たちのディフェンスに関して


ディフェンスのセットアップが遅かった。簡単にゲインラインを超えられているわけではなかった。前を見て、早稲田さんがダブルラインでリンクしてくることは試合の序盤からわかっていたが、早くセットをして、ラインスピード上げてということが欠けていた。

ランナーに走られて、ディフェンスのリンク(連携)が切れて、FWとBKのギャップをつかれた。早くセットをして、ラインスピードを上げて、ゲインラインを超えさせないようにすることが大事。後半の最初のようなディフェンスを80分やることが大事だと思います。

――後半10分あたりで、4点差のところでスクラムを選択しました。


拮抗した試合は3点を積み重ねること大事で、ショットの選択肢あったが、スクラムに自信があったので、セーフティーリード奪いたいとスクラムにしようと判断しました。結果論ですがペナルティ取られて。試合を振り返ればターニングポイントだったかなと思います。ペナルティをもらわないようにしっかり組むことが大事です。ゲームの流れを読むこと学びました。


――大学選手権について


初戦は立命館だと思いますが、またビデオは見ていません。関西リーグ2位なので、実力あると思うので僕らもしっかり準備したい。その先に東海戦がある。夏合宿で試合して、強みのモールがある。立命館や東海の強みを出せないようにしたい。これが終わりじゃない。大学選手権で早稲田、慶應とできるようにいい準備をしていきたい。

GALLARY

前半3分、早稲田・1年生FB河瀬のトライで先制

前半3分、早稲田・1年生FB河瀬のトライで先制

 

明治WTB・山村

明治WTB・山村

 

明治FL井上

明治FL井上

 

前半14分、明治SO松尾のPG

前半14分、明治SO松尾のPG

 

前半34分、明治はWTB髙橋のトライで13~17として前半を終えた。

前半34分、明治はWTB髙橋のトライで13~17として前半を終えた。

 

 

後半、早稲田のBK陣が躍動。1年生WTB長田

後半、早稲田のBK陣が躍動。1年生WTB長田

 

敵陣ラックから齋藤の捌きが冴えた。

敵陣ラックから齋藤の捌きが冴えた。

 

後半14分、早稲田CTB中野のトライでリードを広げる

後半14分、早稲田CTB中野のトライでリードを広げる

 

 

さらに19分、中野の連続トライで31−13とこの試合最多得点差に。

さらに19分、中野の連続トライで31−13とこの試合最多得点差に。

 

明治が脅威の粘りで27−31とするも、最後は自陣でボールに絡まれ試合終了

明治が脅威の粘りで27−31とするも、最後は自陣でボールに絡まれ試合終了

 

 

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