3日、全勝の明治大学は慶應義塾大学と対戦し、46-17で快勝。対抗戦首位をキープした。例年、苦戦を強いられる相手との戦い、昨年は敗れている相手ということで、試合にむけどんな準備をして、その準備してきたことを試合でどう表現できたのか。快勝したものの、これから迎える選手権にむけチームとして成長させていかなければならないと感じた課題は何だったのか。
「キックを使ったゲームプランを準備。キックのオプションを使えるということで明治にとっても大きな成長につながった」飯沼蓮主将
――慶應に対して明治は歴史的にも苦戦をしている。何かやりにくさはあるのか
明治は展開ラグビーで自陣からもボールをつないでいきましたが、そこでプレッシャーをうけてペナルティーをもらって失点するというような展開が多かった。しっかり蹴り返して、敵陣に入ることを意識して、敵陣に入ったら展開していくというようにしました
今まであまりキックのゲームをしてこなかったので、この一週間、みんなすごく集中してキックを使ったゲームプランの準備をしてきたので、結構今日の試合で、キックのオプションも使えるということで明治にとっても大きな成長につながったかなと思います。
――帝京へのイメージ
FWが強くて、コンタクトの部分、ブレイクダウンでもプレッシャーがかかってきてフィジカルバトルになるだろうと思います。そこは明治の強みでもあります。ただ、後半の雑なプレーが出てしまうと帝京にゲインされてしまうと思うのでそこはしっかり修正していきたい。