全勝の明治・「自信につながる収穫と選手権にむけた課題」 | ラグビージャパン365

全勝の明治・「自信につながる収穫と選手権にむけた課題」

2021/11/04

文●編集部


3日、全勝の明治大学は慶應義塾大学と対戦し、46-17で快勝。対抗戦首位をキープした。例年、苦戦を強いられる相手との戦い、昨年は敗れている相手ということで、試合にむけどんな準備をして、その準備してきたことを試合でどう表現できたのか。快勝したものの、これから迎える選手権にむけチームとして成長させていかなければならないと感じた課題は何だったのか。

「キックを使ったゲームプランを準備。キックのオプションを使えるということで明治にとっても大きな成長につながった」飯沼蓮主将

――慶應に対して明治は歴史的にも苦戦をしている。何かやりにくさはあるのか


明治は展開ラグビーで自陣からもボールをつないでいきましたが、そこでプレッシャーをうけてペナルティーをもらって失点するというような展開が多かった。しっかり蹴り返して、敵陣に入ることを意識して、敵陣に入ったら展開していくというようにしました

今まであまりキックのゲームをしてこなかったので、この一週間、みんなすごく集中してキックを使ったゲームプランの準備をしてきたので、結構今日の試合で、キックのオプションも使えるということで明治にとっても大きな成長につながったかなと思います。


――帝京へのイメージ


FWが強くて、コンタクトの部分、ブレイクダウンでもプレッシャーがかかってきてフィジカルバトルになるだろうと思います。そこは明治の強みでもあります。ただ、後半の雑なプレーが出てしまうと帝京にゲインされてしまうと思うのでそこはしっかり修正していきたい。


――失点を許した要因


慶應さんのアタックが順目ではなくて、順目いって、逆目いってとそれに対して出れずに待ってしまってボールを繋がれて、外にスペースを与えてしまった。そこは反省点です。今年はブレイクダウンでファイトするようにしているのですが、ノミネートも甘かったし、タックルの精度も甘かった。この程度でやっていくと、帝京大学にゲインされて強みを出させてしまうので、ひとりひとりのラインスピードとタックルの精度が要因だと思っています。 


――カウンターラックについて


分析の中で、2人目の寄りが甘いということがあったので、ブレイクダウンでファイトするときにそこを準備していました。ただ、そこで人数をかけすぎてディフェンスの人数が少なくなってしまった場面もありました。そこは見極めのところは甘い部分がありました。


「ファーストタックルのルーズさを直さないと帝京の強いアタックに対して受けにまわってしまう」明治大学・神鳥祐之監督

――今日はキックを使った試合でしたが、新しいルールに対しても練習をしているのか。


新しいルールに対する準備というより、慶應大学さんにむけてプランを考えたときに、相手はキックを蹴って来るだろうという分析のもとに、自分たちとしてはエリアを取り返そうというプランを作りました。


――世界を経験してきた石田選手がチームに与える影響


世界を相手にしてきている、そうした経験を持っているので、グラウンド以外の部分、準備だったりトレーニングへの姿勢などは他の選手にとってもいい刺激になっていると思います。グラウンドでのパフォーマンスは今日見ていただいたとおりかなと。
彼の強みを最大限引き出せるようにチームが準備していきたい。

今季初先発のFB雲山

今季初先発のFB雲山

――帝京大にむけて


今日の慶應戦、前回の筑波戦とチームのパフォーマンスが一つひとつ上がってきていると感じています。今日の帝京大の試合はまだ見ていないですが、フィジカルが強いチームなので、この2週間ありますので、今日のゲームでの反省点、ファーストタックルのルーズさを直さないと強いアタックに対して受けにまわってしまうと思います。

リザーブからの出場となったCTB児玉

リザーブからの出場となったCTB児玉

細かいゲームプランは、コーチ陣、選手たち含め考えていきますが、シンプルにタックルにいくことが必要かなと思います。

メンバーについては、雲山も今日途中から出場した児玉も下級生のころから経験を積んでいて4年生の存在がチームにとっても頼りになると思います。競争をして勝ち抜いた選手を次に試合以降も使っていきたい。

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