11月29日、京都・宝ヶ池球技場では関西大学ラグビーAリーグ順位決定戦、天理大学対同志社大学の一戦が行われた。
今シーズンは変則スケジュールで2つのリーグに分かれ、両校ともに各リーグ1位となり、この試合で勝利した方が、関西王者となる。勝利すれば関西代表1位として大学選手権ではシード扱いとなり、全国制覇に向け一歩近づく。
それ以上に、関西リーグは新型コロナ感染の影響を受け、今シーズンの開幕もどうなるかわからない状況の中、開催されただけに優勝に対する思いは強いことがピッチ上でも感じられた。天理大学にあっては部内でクラスターが発生し、全体練習も十分におこなってこれない困難な状況が続いた中での関西5連覇をかけた試合となった。