23日、大学日本一を決める第60回全国大学ラグビーフットボール選手権は準々決勝4試合が行われた。大阪・ヨドコウ桜スタジアムの第1試合は、東海大学(関東リーグ戦1位)と天理大学(関西リーグ戦2位)が対戦し、34-14で天理大が勝利しベスト4進出を決めた。
先制したのは天理。前半3分、東海大が自陣でのマイボールスクラムからボールを展開したところパスをミスしたところ、天理CTBマナセ・ハビリがボールを奪ってトライ。さらに23分、今度も東海が自陣でボールを繋ぎきれずWTB藤原竜之丞が奪いそのままインゴールへトライ。
36分にはSO筒口允之のPGで3点を追加して17-0とリード。追いかける東海大は前半終了間際にようやくPR佐藤颯人のトライで17-7と追い上げて前半を折り返した。
51分、敵陣ゴール前のマイボールスクラムからNO8パトリック・ヴァカタが相手をなぎ倒しトライ22-7と天理がリードを広げた。56分、東海は負傷によりリザーブとなった谷口宜顕キャプテンを投入。
57分、天理はゴール前のラインアウトからモールを作ってディフェンスを集めたところ北條拓郎キャプテンがショートサイドをついてトライ。29-7とリードをさらに広げた。
69分には上野颯汰が勝利を決定づけるトライを決め、34-7とした。東海は75分にようやく村田和志がトライを返すも届かずノーサイド。