天理大日本一・勝者の証言_シオサイア・フィフィタ「15人で戦えるようスペースへボールを運んだ」 | ラグビージャパン365

天理大日本一・勝者の証言_シオサイア・フィフィタ「15人で戦えるようスペースへボールを運んだ」

2021/01/12

文●編集部


2021年1月11日、天理大が新たな歴史を作った。早稲田との決勝に勝利し、初の日本一を達成した。攻撃の中心の一人、CTBシオサイア・フィフィタ。2年前、同じ決勝の舞台に立ちながら明治大学を前に敗れた悔しさはこの決勝の舞台で力となって躍動した。スーパーラグビー・サンウルブズに入団し、世界のトップ選手たちから多くのものを天理大に持ち帰ってきた。自身へのプレッシャーを使って他のメンバーのためにスペースを作る。随所にそうしたプレーが見られ、トライを演出した。そんなフィフィタが感じた喜びの声と、試合前日の様子を試合後に聞いた。

「100点ゲームではなかった。早稲田すごくディフェンス良かったから」

――優勝して、どんな気持ち?


すごく嬉しかったです。


――いろんなこと準備、想定していたと思うが、早稲田はどうだった?


強かったですね。僕も久しぶりに今日はミスたくさんありましたのが、早稲田の素晴らしいディフェンスに負けたんじゃないかなあって思っていました。

――あれだけのスコアできたのは、一番何が?


自分でも行ける準備をしたり、この大会に向けて、すごく周りを使うのをすごい意識してきたので、ミスとかもあったんですけど、みんなが楽しくできたことがすごく助かりました。


――かなりキック多用していた印象。ゲームプラン?


やっぱり、ちょっとでもFWを楽させるというか、キック蹴って、みんなでチェイスして、できるだけ敵陣に入ることを意識しました。

――ハイパンも含めてキック使って、ディフェンスで体当てて行くのはチームみんな理解していた


そうです。準備してきたことをやった。


――それで最初からいい感じでトライをたくさん取れた


はい。


――プラン通りで戦えた?


ミスキックが多かったですね、今日は。いいキック蹴ったらすごく、天理の流れになって行くんじゃないかなって思っていたんですけど、ミスキックがあって。でもみんながカバーしてくれたのが助かりました、すごく。

――ミスキックなかったら100点ゲーム?


いや、それは多分ないと思います。早稲田すごくディフェンスよかったので。


――みんなすごく自信を持って80分間戦っていた。その自信はどこから


スキルというか、優勝するのやったら、僕もみんな15人、グラウンドに立てる15人がしんどいことやらないとやっぱり優勝は見えてこないので、それも試合前に言ったんで、みんなすごく意識してくれて、嬉しかったです。

――2年前、悔しい終わり方で、今こういう終わり方


すごく嬉しかったのもあったんですけど、昨日の夜寝る前に、2年前の決勝振り返った時、すごく、なんていうんですかね、明日勝てるとは思っていたんですけど、明日、自分がいらんプレーとかミスプレーとかしたら、みんなしんどくなるだけやから、しっかりと拓朗、松永もそうですけど、しっかり拓朗の次にFWできるだけうまく使ったりすることを意識しました。


――どういう状況でそれ思い出した?


寝る前に急に出てきて、明日いらんことしたら負けるから、できるだけ、ボールを回したり。自分が行ったら、なんかなんか不安になりそうだったので、前は狙っていたんで。

――映像を見た?


明治との試合見たことないです!


――周りの選手たちに信頼してボール渡せるようになった


優勝するんやったら、15人で戦わないといけないんで、自分が一人で行ったらスペースがもったいなくなるだけなんで、しっかりできるだけスペースのあるところにボール運んだり、という感じですね。


――4年生がたくさんいたのは大きかった?


それもありましたね。


――ずっと一緒に試合をして悔しい思いしてきた


やっぱり(一緒に悔しい)経験した藤原とか、(松永)拓朗とか結構多かったんで。今日は絶対勝つって思っていました。

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