11日、関東大学ラグビー対抗戦Aは第2週目を迎え4試合行われた。前週、慶應義塾大に勝利した筑波大は帝京大学と対戦。試合のキーポイントとなったコンタクトエリア、ブレイクダウンの局面で帝京の強力FWにプレッシャーを受け、思ったようなゲーム運びができなかった。一方、FW戦で優位に立った帝京は、1年生ながら先発したHO江良颯(大阪桐蔭)をのびのびとプレーさせ2トライを決めこの試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)となった。スコアは54-17で帝京が快勝。「強い帝京」を感じさせる80分となった。
「選手たちの成長を感じさせる試合に」帝京大学・岩出雅之監督
前週、慶應大学さんに勝利して勢いのある筑波大学さんだったので、我々も受けにならずにしっかり挑戦できるように試合に臨みました。特にブレイクダウンの部分では例年、受け身になってしまうところもあったので、しっかり時間をかけてゲームプランをおいていました。選手たちは厳しい相手、厳しいゲームに対してどれだけチャレンジすることができるか。どれだけ成長できるか楽しみにしていましたがゲーム内容として成長を感じるものでした。