慶應が逆転勝利!120年伝統のタックルで明治の攻撃を止めた | ラグビージャパン365

慶應が逆転勝利!120年伝統のタックルで明治の攻撃を止めた

2020/11/02

文●編集部


11月1日、ラグビー関東大学対抗戦、明治対慶應義塾の一戦が行われ、勝負が決まったのは後半ロスタイム。ルーキーFB山田響(1年)のPGでフルタイム。120年の伝統が染み付いた慶應のタックルが明治に突き刺さり、2トライに抑え、13-12と劇的な展開の逆転勝利を飾った。

HIGHLIGHT

SCOREBOARD

関東大学対抗戦 2020.11.01 秩父宮
  • TRY(2)
  • G(1)
  • PG(0)
  •  
  • 前半13分 T 10.齊藤誉哉
  • 前半14分 G 10.齊藤誉哉
  • 後半32分 T 23.髙比良隼輝
  • 後半33分 Gx 10.齊藤誉哉
  •  
  •  
  •  
  •  
  • PENALTY
  • PK(12)
  • FK(0)
  • TRY(1)
  • G(1)
  • PG(2)
  •  
  • 前半5分 PG 15.山田響
  • 後半6分 PGx 15.山田響
  • 後半6分 DGx 10.中楠一期
  • 後半17分 T 2.原田衛
  • 後半18分 G 15.山田響
  • 後半41分 DGx 10.中楠一期
  • 後半43分 PG 15.山田響
  •  
  • PENALTY
  • PK(8)
  • FK(1)
  • PLAYERS 明治大学

  • 1 山本 耕生(3年)後半22分 OUT → IN 17 中村 公星
  • 2 田森 海音(3年)後半32分 OUT → IN 16 紀伊 遼平
  • 3 大賀 宗志(2年)後半27分 OUT → IN 18 為房 慶次朗
  • 4 片倉 康瑛(4年)
  • 5 武内 慎(2年)後半37分 OUT → IN 19 山本 嶺二郎
  • 6 福田 陸人(3年)
  • 7 繁松 哲大(4年)後半39分 OUT → IN 20 山本 龍亮
  • 8 箸本 龍雅(4年)
  • 9 飯沼 蓮(3年)
  • 10 齊藤 誉哉(2年)
  • 11 石田 吉平(2年)
  • 12 森 勇登(4年)
  • 13 児玉 樹(3年)後半22分 OUT → IN 22 齊藤 大朗
  • 14 石川 貴大(4年)後半27分 OUT → IN 21 廣瀬 雄也
  • 15 小島 昴(4年)後半0分 OUT → IN 23 髙比良 隼輝
  • 16 紀伊 遼平(2年)
  • 17 中村 公星(2年)
  • 18 為房 慶次朗(1年)
  • 19 山本 嶺二郎(1年)
  • 20 山本 龍亮(4年)
  • 21 廣瀬 雄也(1年)
  • 22 齊藤 大朗(4年)
  • 23 髙比良 隼輝(3年)
  • PLAYERS 慶應義塾大学

  • 1 竹内寛(4年)後半31分 OUT → IN 17 松岡 勇樹
  • 2 原田 衛(3年)後半31分 OUT → IN 16 田中慶伸
  • 3 大山 祥平(4年)後半35分 OUT → IN 18 岡 広将
  • 4 相部 開哉(4年)
  • 5 北村 裕輝(4年)
  • 6 今野勇久(2年)後半22分 OUT → IN 20 髙武 俊輔
  • 7 山本 凱(3年)
  • 8 濱野 剛己(4年)
  • 9 上村 龍舞(4年)後半35分 OUT → IN 21 安藤 快
  • 10 中楠 一期(2年)
  • 11 佐々木 隼(2年)
  • 12 鬼木崇(2年)後半12分 OUT → IN 22 イサコ・エノサ
  • 13 三木 亮弥(4年)
  • 14 沖 洸成(4年)
  • 15 山田 響(1年)
  • 16 田中慶伸(3年)
  • 17 松岡 勇樹(2年)
  • 18 岡 広将(1年)
  • 19 村松 龍之介(3年)
  • 20 髙武 俊輔(2年)
  • 21 安藤 快(4年)
  • 22 イサコ・エノサ(2年)
  • 23 中村 大地(3年)
  • COMMENT

    慶應義塾大学 栗原徹監督

    コロナ禍の状況の中、試合が無事にできること、関係者、明治大さん、レフェリーの皆さんに感謝申し上げます。シーズンがスタートして、無事に明治と対抗戦できたことを何よりも嬉しいですし、果敢にチャレンジした結果、勝利することができました。何よりも選手たちがチャレンジしてくれたことをうれしく思います。

    ――PG成功の瞬間を気持ち


    栗原 ゴールが入る前に、スタッフ陣とは握手していました。その握手は勝ったのではなく、ここまで精一杯がんばっていたので、僕は(ゴールが)入っても入ってなくても満足でした。ただゴールが入ってみんなの喜んだ顔をみると入ってよかったなと思いました。あそこまで、80分間の努力は素晴らしかった。

    ――同じようなプレッシャーがある中で経験があると思いますがそこでキックを決めた山田選手の評価は


    栗原 いい経験になるなと思っていました。(ゴールが)入っても、入っていなくてもすべて成長の糧にしてもらえたらなと思います。

    ――チームづくりの中で、タックルはどう強化してきた


    栗原 僕じゃなくてもよいですけど、キャプテン、北村、4年生中心にコロナ禍の期間中、非常に主体的に部の運営をやってくれました。その結果、自ら考えて動くことが、例年に比べよくできていると思います。この勝利は4年生の努力の勝利かなと感じています。タックルの秘訣はわからない。慶應義塾大学には120年の伝統がありまして、僕が何を言わなくてもタックルをします。先輩たちが築いてくれた120年の重みが彼らに乗り移ったんじゃないかなと思います。すみません。

    ――タイトファイブのいいタックルがありました。


    栗原 慌てることなく、相手を追い詰め、しっかり仕留めていましたので。9月に明治大学さんと試合をさせてもらったときには、パニックになってしまった。そこから練習して、
    組織ディフェンスが功を奏した印象があります。今回三木がMOMですけれど、僕が考えたMOMが北村でしたので、こういう場に連れてきたいと思いました。

    慶應義塾大学 LO相部開哉キャプテン 

    本日の試合は、明治大学さんが相手ということで、自分たちはチャレンジャーマインドで挑戦者として挑みました。自分たちのやることにフォーカスしてそれをやりきれることができて勝つことができました。課題も多くありましたのでそこはしっかりと修正していきたい。

    ――PG成功の瞬間を気持ち


    相部 自分はまだ時間が残っていたと思っていて、この後、時間をどうやって使っていこうかを考えていました。終了の笛がなった瞬間、我慢していて、僕たち23人だけでなく、部員全員の努力が報われたと思いました。

    ――慶應のタックルが印象的でした。選手の実感としては80分間、やりきれましたか。ディフェンスについてこの試合でフォーカスしていたことは。


    相部 80分間、FW、BKが一体になっていいディフェンスやり続けることができた。自分たちがフォーカスしていたことは、しっかり前に出て、相手にプレッシャーをかけて時間とスペースを奪う。明治大学さんはワイドなアタックをしてくるので、そこに対していいプレッシャーをかけて、シャットアウトするということにフォーカスしていました。

    ――最後の山田選手、序盤からタッチキックやペナルティーキックでもうまくいかなかった場面もありましたが、それでも任せた時どんな言葉をかけましたか。


    相部 確かに前半から(山田)響はキックが失敗したりありましたが、自分は彼のキックは信頼していますし、彼をキッカーとしているということは彼がチームとして一番キックがうまいということなので。彼が失敗した、慶應が失敗したということで、特に彼一人の責任というよりは自分たちの判断が間違っている、力が足りないということ。なので(失敗しても)落ち込むことはないよという話をしていました。

    最後任せたのも、彼に重いプレッシャーを与えてしまったなとは思いますけど、彼自身、大舞台も経験していますし、そこに対する信頼、普段の立ち居振る舞いをみても、彼にはそういった逆行をやりのけることができると思いました。

    ――他のチームより練習を早く再開しました。ディフェンス、タックルについてそうしたことが活きている実感は


    相部 昨年出られなかった分、今年のチームにとってポジティブに考えると準備期間が長くなるということで。結果として、コロナの影響でどのチームも準備期間が短くなるなか、自分たちは12月に始めた分、基礎を固めてきて土台となる部分を固めてきたのでそこが今、いきてきているかなと思います。

    慶應義塾大学 LO北村裕輝

    今日の試合は、チームでディフェンスで勝つということを話していて、FW、BK一体になって出すことができたかなと思います。主将が言ったようにまだまだ課題があると思いますので、日吉に戻ってしっかり準備して次の試合に挑んでいきたい。

    ――PG成功の瞬間を気持ち


    北村 それが最後のプレーというのがわかっていたので、80分間、苦しい時間帯やうまくいかなかった時間帯もあったので、これまで準備してよかったと思いました。

    ――他のチームより練習を早く再開しました。ディフェンス、タックルについてそうしたことが活きている実感は


    北村 今年のチームは昨年大学選手権に出場できなかったということで、早くシーズンがスタートしました。その時期に基礎の部分に重点をあてて練習しました。その際にタックルだった、パスやハンドリングのスキル、そこが今日は成果として出たかなと思います。

    明治大学 田中澄憲監督

    ゲームの方は負けてしまったんですけれども 、慶応大学さんのこの一戦にかける思いとか明治に勝つと言う思いを感じることができました。君たちはまだ若いチームなのでこの配線を次に活かせるようにこれから成長していきたいなと思っています。

    後半逆転につながる場面、裏のスペースをついて速いプレッシャーをかけ、慶應のペナルティーを誘った。

    後半逆転につながる場面、裏のスペースをついて速いプレッシャーをかけ、慶應のペナルティーを誘った。

    ――ハーフタイムの指示について


    田中 粘り強いディフェンス前半からしっかりできていました。戦いのところエリアでは自陣で戦う時間帯が長かった。敵陣に入る部分ではこちらの意図しているものとはうまくいかなかった。修正しようとしていましたが、例えばコミュニケーションのミスでうまくいかなかったこともありますし、逆に後半の後半はそれがある程度できていたんじゃないかと思っていました。

    ――SO齊藤選手の起用意図


    田中 前回の筑波戦で後半途中から入ってきて、非常に落ち着いたゲームメイクをしてくれたと思います。1年生の池動画 寝ていましたけれどもプレシアのゲームになりますのでプレッシャーの負担を減らすということもありますしサイトも昨年1年間経験していますので落ち着いたゲームメイクをしてくれると期待しておりました。今日の試合は、齊藤自身がどうかというよりもチームが、僕も勉強になったですけれども、ああいう戦い方をされた時にどうやって打開していくのかということをチームとして取り組まなければならないかなと思います。

    ――ショートウィークで日体大戦になります。チームとしてのテーマを教えて下さい。


    田中 落とせる試合1試合もない。今日出た課題を日体大戦にむけて修正して、臨みたい。テーマはこれから考えていきたい。


    明治大学 NO8箸本龍雅キャプテン


    難しい試合になるだろうと思って準備をしてきましたがブレイクダウンのところでプレッシャーを受けてしまってボールを継続することができないまま、自陣に入り込まれてしまって、常に自陣でプレイをしてしまう時間帯が続いてしまいました。課題が多くでましたがまだまだ対抗戦は続きますので、成長できるというのをポジティブに考えてこれからのためにいい課題になったゲームだと思います。

    後半、髙比良のトライで逆転するも…。

    後半、髙比良のトライで逆転するも…。

    ――逆転してから、どう戦おうとおもっていたか。


    箸本 逆転してあと7分くらいあったかと思います。あまり守りに入ると負けてしまうということで、やっぱり攻撃するというのが一番の防御じゃないですが、勝ち切るために大切だと話していました。しっかり攻撃しながらエリアをとって、ディフェンスでもいいので敵陣でプレーしようという話をしていました。

    ――ジャッカルしている場面も何度かありました、ブレイクダウンの二人目の精度などはどうでしたか。


    箸本 個人的にはジャッカルがたまたまできたので良かったですが。全体的にはブレイクダウンはプレッシャーを受けていました。そこを課題にして練習に取り組んでいたんですけれど自分たちの練習の甘さがあリマした。自分たちでまだまだ高めることができるので、日体大さんがどうかというより、自分たちがどうすべきかにフォーカスして課題を克服していきたい。

    明治大学 SO齊藤誉哉

    すごくタフなゲームになることは試合前から予想していて、そのために準備をしてきましたが、相手の圧力に飲まれてしまったり キックゲームで自分が負けてしまったり多くの課題が出ました。これから八幡山に戻って しっかり練習していきたいと思います。

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