11月22日、秩父宮ラグビー場では、関東大学対抗戦、帝京大学対明治大学の一戦が行われた。ともに4勝1敗同士の戦い。敗れた方が優勝から一歩後退となる重要な一戦だった。
前節で明治大学は新型コロナ感染の影響で日体大戦との試合が不戦勝という形で行われなかった。「試合以上の練習をしてきました(田中澄憲監督・明治大学)ただ、前半はなかなか試合に入り込めなかった」と振り返るように、序盤は帝京が優勢に試合を進める。
前半2分、帝京はSO髙本幹也が転がしたボールをCTB尾﨑秦雅がキャッチし敵陣に入るこむとFWを中心にフェイズを重ね前進。明治は受けに回ってなかなか食い止めることができない。